②最高の物件

 高校のときに、電撃大賞に応募したものをリメイク。長編か短編かは覚えていません。

 そうです、「手書きで電撃大賞に応募」その②です。分厚い原稿用紙の束を郵便局のカウンターへ持っていた記憶が、今も鮮明に残っておりますよー。また一次で落選しましたけど(笑)


 さえないけど、とんでもない能力を持ってる主人公(男)と、東京の下町を守るのが仕事のお嬢様+執事(弓矢が武器)が共闘する、現代異能力怪異退治もの。

 「最高の物件」では主人公と、執事(不動産屋に変更)と、怪異要素のみ使用。ヒロインの詳細は⑦で。

 おそらく、夜桜◯重奏にハマっていたんでしょうね。あと、弓道にもあこがれていました。しばらく体験教室にかよっていましたが、目が悪すぎて的見えないし、あらぬ方向に矢を飛ばすしで、改めて「向いてない」と実感させられました。おおまかな作法は覚えているので、今も執筆には役に立っています。


 世界観が一貫していたので、前回の投稿よりは進歩したはずです。が、相変わらず問題だらけでした。以下、具体的な問題点。


・大長編の予定で、投稿したのは全体の2割

・主人公の師匠(術者だけど体術が得意。設定モリモリ)が出しゃばりすぎ

・敵の説得方法も、解決方法もおそまつ

・バトルものなのに、バトルシーンが書けない


 当時も謎に自信があり、落選のショックでしばらく応募できませんでした。電撃大賞はもちろん、他の公募にも。公募に出すと意識するだけで、いつもの調子が出ませんでした。

 そんな私を、気軽に投稿・応募できるネットの小説投稿サイトが変えてくれました。

 今も電撃大賞のトラウマは残ったままですが、

「今年の電撃大賞もそろそろかー。一応エントリーだけはしておくかなー」

 くらいには考えられるようになりました。

 今年のエントリーですか? KACで忙しかったのでしてないですよ。出せるもんもないし。


(③へつづく)

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