マルと家主さんの毎日

トモル

第0話 はじまり

 ある晴れた日の朝、うちのインターホンが鳴った。


 「ごめんくださーい」


 玄関にいたのは、小さくてかわいらしい不思議な生き物。

 犬でもなく、猫でもなく、、、、、しゃべってるし。


「はじめまして、マルといいます!

 ごはんは作れませんが、お掃除はちょっと得意です。

 お話をするのも大好きです。

 月を見てほえたりしないので、ここに住まわせて下さい!」



 その日からマルさんはうちの居候になり、私とマルさんの二人暮らしが始まった。

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