君の記憶の欠片

ゆき

プロローグ

三年前の夏

蝉の鳴き声も収まり日が暮れようとしていた時

僕は君に告白した

ムードもなんもないバス停の下

少し続いていた無言をなくすかのように言った

君はその言葉に笑って答えてくれた

それからは楽しい日々が続いた

買い物、遊園地、海、お互いの家、

たくさんの場所に行った

同じ大学だと知ったとき、涙が出るほどうれしかった

この幸せがずっと続くと思ったんだ

そう思ったし、ずっと続けていこうと思った


何があっても僕は君を愛し続ける、そう誓った__

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