最終話:不思議な体験
翌日、主人公は普通に会社に出勤しましたが、その日の昼休みには公園に行くことを避け、会社の近くのファーストフード店で食事をすることにしました。しかし、昼休みになるとなぜか公園に引き寄せられるような感覚がありました。
ついに我慢できなくなった主人公は、公園に行くことにしました。そして、再びトイレの個室に入り、ドアを閉めました。しかし、今度は怖い思いをしたくないという気持ちから、トイレの個室には一切触れずにそのまま出ようとしました。
すると、ドアは普通に開いて公園の景色が広がっていました。主人公はほっと一安心しながらトイレを出ると、目の前には昨日と同じ公園の景色が広がっていました。主人公は深呼吸をし、今回の出来事を忘れようとしましたが、心のどこかにその不思議な体験が残っていました。
以降、主人公は昼休みに公園でお弁当を食べることをやめ、会社の屋上や食堂で食事をするようになりました。しかし、時々公園を通ると、そのトイレの個室を見るたびに、あの日のことを思い出してしまうのでした。
トイレの個室から砂漠へ O.K @kenken1111
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