座敷わらし「マルセン」

黒猫

第1話 プロローグ

宮城県角田市に業務用食品店「マルセン」少し珍しい造りの店があった。その店は、東日本大震災にも耐えた蔵が店の中にあり、幸運を呼ぶ「座敷わらし」が居ることでも有名であり、国内外から訪問客がやってきて、幸せをもたらしてるという。


蔵は1876年頃建てられて、当時は蔵とは別に店が建てられていたが、駐車スペースが狭くのちに、敷地を確保する為に考えられたのが、蔵を囲むように店を建てる事だったと今の店主から聞くことが出来た。


蔵からは何度も異変を感じ、わらしちゃんの存在を店の人達は感じていたらしく、震災の時にも店がダメージを負って、真っ先に蔵のわらしちゃんを心配して、一緒に自宅に連れて帰ったと聞いた。


わらしちゃんは、年齢も分かっていて、3人いる。霊感のない人でも、携帯の動画にオーブとして映ってくれる事があるらしい。時折その蔵には、式神も映る事があるらしい。


クリスマスに女性2人でその「マルセン」のわらしちゃんに会いに行く物語である。


主人公 みわ

友人  ゆい

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