2
『大丈夫?私の名前はトワ。君の名前は?』
訊いてみたが目の前の少女から答えは返ってこない。あれ?もしかして言葉通じてない?どうしよう。英語以外まともに喋れないのに。
--数分後
空からドラゴンが飛んで来た。
『どうした?こっちは制圧し終えたぞ。』
やっと来たか
「こいつ。はぁー、この龍扱いがひどい奴め。」
『何?英語で話して。』
『分かったわい。「面倒いな。(ボソッ)」
『なんか言った?』
『言っとらん。(こいつ心でも読んどんのか?)』
本当か?あっ忘れるとこだった。振り向くと女の子はあんぐりとしていた。口をパクパクさせている。あっ、そうかまぁドラゴン来たら驚くよね。
『龍だと言っとるのに。』
呼び方こだわるなあ。まぁお願い。
『了解じゃ。』えっと何から訊こうかの。とりあえず自己紹介といこうか。儂は黄龍じゃ。言葉は分かるかの?」
少女はこくりとうなずく。
「言葉は喋られるか?」
「は、はい!」
というか何、話してるか分からない。それでも会話は続いていく。
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