【誤字修正21:20】次々と俺を虐めて嫌ってた女の子が寄ってくる。

激 辛

第1話

ボッチで虐められてて、友達が居ない。

勿論女子との関わりも一切無かった。


なのに、登校中に学校に歩いていると美少女に声を掛けられた。


「あの、あゆむくんですか?」


「優ですけど、」


「あれ、そうだったんですか、」


 「はい、」


 ただの人の違いだったようだ。


 「あのぉートーテムってアニメ知ってますか?」


まさかの、アニメの話をして来た!!

トーテムは色んな人が知っている王道アニメ、勿論好きだ。


 「好きだよ。アニメも原作のゲームも漫画版も全部知ってる」


今何か言った気がするけど聞こえなかった。

「凄いですね!!あの話をしていきませんか?」


「良いですね!!」


友達の居ない俺にまさかのアニメの話をする時が来るなんて思いもしなかった。



 「あの、よければ名前を教えて貰っていいですか?」


「俺は、優だよ。君は」


「私ですか??私は、その」

女の子は何故か名前を拒んでいる。


 「田中 凛です。」


「よろしくね、田中さん」


「・・・はい!!」


ーーーーーーーーー


 田中さんは俺と同じ学校の後輩だったらしい。放課後に会う約束をしている。


 「優!!ジュース買ってこい」

 俺を虐める夏 ボッチな俺はいつも逆らえない。


 「俺はオレンジジュース」「私はぶどうジュース」


「はい、」

俺は


こんな姿、田中さんには見せられないな。


ーーーーーーーーー

 放課後

 田中さんは学校の近くの公園で待ってくれている。


 「あ、田中さん」


「優先輩!!じゃあ一緒にゲーセン行きましょうよ」


 俺は小学生以来の女の子との待ち合わせに感動を感じている。


「行こうか!!」

ーーーーーーー

 

 「うわぁー!!可愛い」


田中さんはゲーセンで可愛いくはしゃいでいる。


 「それとってあげようか」


「良いんですか?」


「うん!!」

そして、俺はぬいぐるみを取り上げた、


 「ありがとうございます!!」


「良かったね。」

 

  田中さんは聞こえない声で何か言っている。


 「どうしたの?」


「何でもないです!!それよりあっちも行きませんか?」


「ごめん、あと2つ取られせて貰っていい??」


「良いですけど?先輩ぬいぐるみ好きなんですか?」


「好きだけど、これは妹と義妹よう」


「へー、先輩妹居たんですね。」


「二人とも俺を嫌ってるけどね。」


うざいとか、消えろとかそんな感じばっかりなんだよね。


「そりゃ・・・」


「なんか言おうした?」


「何でもないです。それ取れるといいですね。」


「うん」


 それから、色んなゲームをして楽しんだ。本当に楽しい一日だった。



 俺は今日、田中さんと会って本当に楽しかった。ただ3つ疑問があった。

 3つとも最初に会った時、

 1つ目は人違いにしてはわざとらしい。

 2つ目は、その1つ目の探している男の人に探さなくて良かったのかと言うこと、何度か聞いたが何度も大丈夫ですよと言われた。

 3つ目はアニメの話だった。俺がボッチでオタクとはいえ、仮に後輩のクラスまで噂が届いてたとしても、余りにも急な話題すぎる。あとみんな知ってるアニメだし、わざわざ俺に話す必要がない。


 まるで無理矢理・・・俺と話すきっかけを作って、仲良くなろうとしているような感じだった。


 まさか、俺のこと好きなんじゃ・・・一目惚れしたとか!!


 いやこれが童貞の考えだね。ある訳ない。


 

 もしかしたら、俺がボッチだから狙われたとか?


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