第3話

「お母さん・・・」


「・・・出ていくのね」


「お父さんに言われたから」


「そうなら、早くしてね」


お母さんはお父さんのことしか頭になく、


俺にお金を渡して他は全てメイドや執事に任せて何もしてくれてない。


お金を渡すと言っても月1000円で、高校生からしたら普通で少ないとも取れるだろう。そしてお母さんが俺のために雇ったメイドは問題があり、俺のお金で払っている超有能な宮だけなので、結局はほぼ無いようものだ。


「・・・」

お父さんがあんな対応だったから、お母さんも想像通りだったけど、


やっぱり傷つくな。




ーーー

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る