感謝、その愛。

@yamamoto1

感謝、その愛。

ーー感謝、その愛。ーー


男女が交際している時間。愛については考え方が三百六十度、もっとあると言っても過言ではない。もはや愛に領域はない。でも交際中の男女間のトラブルには領域がある。本質もある。

 これから言うことは交際に限らず、世間のジェンダーに対する俺なりの論点かつ、男女間のトラブルの領域に関する論点である。

 まず、世間の問題としてあるのが、男尊女卑、所謂男女差別。よくこの言葉を耳にするが、これは否定できる、すべきである。

 女が男に「男は男、女は女としてじゃなくて、1人の『人間』としてみてよ」と言っている場面を映画で見たことがある。これは例えるならば、「色」と同じ。黒と白は全く違う色なのに一つの「色」として尊重しろと言われているような気がする。差別なんかしてない。ただ区別しているだけ。勿論人間として見るのは大切だと思う。でも、性別という概念はブレない。人生を終えるまで自分の性別と向き合っていかなければいけない。

 次に、好きの理由。少年少女の恋愛には好きの理由はない。なんとなく好きなだけ。だから言葉でも、雰囲気でもない。これに対して俺は、その「なんとなく」にかなり浅瀬の潜在意識が混入している、そう感じる。

 「優しい人が好き」「穏やかな人が好き」こう言っている人間は俺は割と好きだと思う。容貌に関係なく、自己の幸せの為に相手に尽くしてほしいという思いが微塵ばかりでもあるから、そんな考えになるのだと思う。心の穴を自分に埋めてほしい、とねだられているような感覚になる。だから好き、大好き。

 少しばかりの気遣いや、発言に情が籠っている人間には感謝せざるおえない、愛したい、と思う。

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