異世界転生した地球の殺し屋たち

第1話 地球丸ごと異世界転生！！！

　ある日、地球丸ごと異世界に飛ばされたその時全地球民の脳に声が響く

《これより、全ての地球民に能力（スキル）を与えます》

　能力（スキル）の登場により世界は一変した

　各地で戦争が勃発した

　その戦争は能力（スキル）頼りで、今まで戦ってこなかった一般市民までもが戦争に駆り出される

　これにより、地球民の不満は高まり､ある職業が注目を浴びる……

”殺し屋”だ

　もちろん全員ではない……ある一人の殺し屋だ

　その殺し屋は能力（スキル）として、気配削除（サイレント）を習得していた

　そしてその殺し屋に依頼は殺到し、24時間365日昼夜問わず暗殺の依頼が来た

　依頼は軍の司令官や省庁のトップ、首脳など、軍と国のトップを殺しくれという物が主だった

　せれと同時にその殺し屋に弟子入りを求める者も殺到し、その修行に追われた。弟子たちの中には気配削除（サイレント）に目覚めたものがいた

　その弟子たちは後（のち）の殺し屋界を筆頭（ひっとう）する存在になていった

　地球が異世界に転生してから10年がたった

　殺し屋という職業が国より正式な職業になった

　その裏には世界情勢が影響していた

　陰謀論が世界各地で囁かれ、陰謀論を唱える人たち同士で殺し屋を雇い、殺し合いを続けているという世界情勢があったからだ

　「五星（ファイブスター）」

　今まであった五つの陰謀論を唱える組織がこの組織にまとまった

　「殺し屋協会」またの名を「暗殺協会」

　国が設立した殺し屋が所属する協会

　この2つの組織が対立し、異世界転生した地球を巻き込む大戦争……「第三次世界大戦」に発展する

　時は地球が異世界転生した日に戻る

　快晴の空に突如台風の様に大きな雲が現れた

　その雲は「天界」、この「天界」は能力（スキル）の最上位　階級（ランク）の天使（エンジェル）の能力（スキル）の力を与える天使達がいる

　メンバーは「天秤」と「剣」を司るミカエル、「癒し」を司るラファエル、「伝言」と「武勇」を司るガブリエル、「炎」と「知力」を司るウリエル、「光」を司る、ルシファー、「正義」を司るカマエル、「幻視」と「魂」を司るラミエル、「学力」を司るザドキエル、「歌」を司るサンダルフォン、「契約」を司るメタトロンこの10人がいる

　この10人の天使（エンジェル）の能力（スキル）を獲得するためには、その天使に認めて貰わなければならない……だが、今はあまり関係のない話である

時は現代に戻る