びーとあっぷ
「アヤ、せなか、たたいてくれないかな?」
「どうして?」
「こぶしてほしいからだよ。アヤのために、りょうり、がんばりたいから」
「自分で自分のこと叩けばいいじゃん。別に私を頼らなくても、それぐらいできるでしょ?」
「できない!」
「何でできないの?」
「やりかたが、わからないから」
「私だって、もう仕事行かなきゃ、ほんとにヤバいんだけど」
「おねがいだから、せなか、たたいて!」
「あー、もう仕方ないなぁ。もう、ボッコボコに叩いて、殴りたいよぉ」
「アヤ、こわいこといわないで。アヤにびーとあっぷされたくない。なんかいもたたかれたら、こわれちゃう」
「壊れるのは困る。じゃあ、一回だけ叩くよ」
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