第13話

ココからは6人以上の人が出てくるので、それは誰が言っているかわかるように

碧「よろしくな」

のように最初に名前を書かせていただきます。

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俺たちのパーティーは、碧を中心に旅をしている。

今いるのはマリ村だ。

この村は名前の通り、まりの生産で有名で、ひとつ100万(日本円と同じ)程するものもあるという。小さいものから大きいものまで沢山あり、子供たちもまりつきで遊んでいる。流石まりで有名なマリ村だ。


碧「今回はココの森での魔物討伐の依頼だ。ココにはA級モンスターも出てくるから気をつけろよ」


碧以外全員「「「「「はい」」」」」


中村「まぁ俺達では楽勝っしょ」


恵「油断は大敵ですよ。中村先輩」


雷「そーだそーだ!」


碧「中村も恵を見習えよ」


俊「まあ楽勝なのは事実だけどな」


雷「調子に乗るなよ」


恵「僕の情報メモによるとここの森ではボスとしてSランクのモンスターがいるそうです」


朔「それに困ってるっていう依頼だもんな」


碧「それもあるが今回はみんなの実力確認というところも兼ねている」


恵「僕は情報のみなので弱点などをお伝えしますね」


雷「よろしく頼むよ」


碧「では、突入!」


全員「オー!」


敵「ギャァァァァァ!!!」


恵「これは…ツキグマの鳴き声だ!皆さん!相手は背中が弱点です!はいてくる毒に注意してください!」


雷「ありがとう!」


雷が雷魔法で背中を直撃させる。


ツキグマ「ギャァァァァァ!!」


俊「お前はそれしか喋れねーのか」


俊が攻撃を仕掛ける。


俊「【ドリームビーム】×『スキル』【空手裏剣】」


ツキグマ「ギャッ!…グー…グー…」


碧「ありがとうな。【ファイアーソウル】」


ツキグマ「ギャッ!」


中村「俺の出番は無しか…」


恵「ツキグマ相手に剣で背中を狙うのは難しい事ですから」


中村「ぐぬぬ…恵ぃ…」


朔「まぁまぁそのくらいにして」


恵「私がいなければ弱点すらわからない奴が攻撃なんかしないでくださいね」


中村「ぐぬぬ…」


こう見えて恵は結構ウザいタイプなのだ。

ド正論サイコパス、と言った方があっているかもしれない。


敵「ギャーーー!!!!!」


恵「サクラノメグマです!腕を切断すれば何も怖くありません」


俊「切断する方が怖いっつーの!」


中村「それな」


と言いながら腕を剣で切る。


碧「これで怖くないな。でも厄介そうだから【ドリームビーム】×『スキル』【空手裏剣】」


俊「なっ!なぜ俺の魔法を使えるんだ!」


碧「コピーした」


俊「コピー?!」


どうやら碧は魔法をコピーできるようだ。

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