全てはあのお方の思し召すままに……と言いまくってたら引くに引けなくなった

流石ユユシタ

第1話 引けない男

【──全てはあのお方の思し召しのままに……すべてはあのおかたのおぼしめしのままに



代行者だいこうしゃ……そう呼ばれる存在がいる。




『出たぞ! 代行者だ!!』

『貴様、一体何者だ!!』

『──私は、神の意志を代弁する者。ただの一介の聖職者にすぎないのだがね……』



 神の代弁者、神の意思表示の代わり、ただ神の思し召すままに道具のように



 ──宗教国家ラキルディスを暴れ回る存在。表舞台に上がることのない存在、黒い神父の服を着込み、髪は黄金をそのまま糸にしたような金髪、顔は仮面を被っているが右目の部分だけ欠けており、真実を射抜く蒼の瞳を持っている。




『ふっ、やれやれ。私がそんなに恐ろしいというのかね。今宵はもう遅い、全員家に帰って布団にでも入った方がいいのではないか』



 軽快な口調で丁寧さを装っているが、人を小馬鹿にしているようで掴みどころのない存在。



 暗闇に現れ、暗闇に帰る。彼が現れるときは神が代弁をする時のみ……



『私の名は……代行者。名前などないというのにね。それでは……また会おう。次はいつの夜になるのか。震えて眠れ……真実の神を見つけるまで』




 とか言ってたら……引くに引けなくなった!!!!!!!!!!!





 いやー、どうしようか。



「団長、アルカナ会合が始まりますわ」

「おや、そうだったか。報告に感謝しよう……魔術師、キルス」

「そのようなお言葉私には勿体無いですわ」

「ははは、そうかい。私は本当に感謝をしているのだがね」

「あ、ありがとうございます! それを言うならば私の人生を変えてくれた団長。貴方にこそ、私は感謝をしています。歴史が曲解されて、別の神が信仰の対象となってしまっていた、私はそれに騙されていました。そして、死ぬ間際であった。今、人のために戦えるのは貴方様のおかげでして」



 あ、うん。やべぇ、別の神とか知らんし。ノリで言ってたわ! まーじですまん!! でも、ここまで来たらそうも言えんのよ。



 俺は簡単に言えば異世界に転生をしていたのだ。



 あぁ、あれだ、普通にトラックの居眠り運転で死んでしまったよ。ドライブレコーダーがありそうだから今頃多額の賠償金を払っているだろうね。



 異世界に転生をしたら貴族の息子だった。魔法があって剣があって、そうしたら男ならやることは一つだ。


 厨二チックな事がしたい。結局これが皆したいんでしょ? 俺もその一人なのだ!

 

 お、オタクの人っていつもそうですよね!? 厨二病大好きですよね!!


 ──はい、そうです。厨二病大好き、厨二ってカッコいいんだよね。


 だから、【──全てはあのお方の思し召しのままに……すべてはあのおかたのおぼしめしのままに

 

 とか言いまくってたんだ。本当に大した意味はない。服とかは父親。ゴルザ・ラグラーという人の書斎から勝手に借りた。


 あの人、全然気づかないのよ。あと、書斎に【この世界の真実】の手書きノートみたいなのがあってさ。


 それを勝手に言ってただけ。代行者も父親のノートになんか書いてあった。ノートは一部破られてたり、読めないのがあったけど。


書いてあった内容はざっくり纏めると二つ。



一つ。この世界で信仰されている六大神と呼ばれる神々は悪い神様。反対に愚神と呼ばれている神様は良い神様。歴史は隠蔽されている。


二つ。神の意志を代行するのは代行者様らしい。代行者は神父の服に仮面を被っているとか、被っていないとか。




……ぱ、パパン! なんという厨二ノート!?



「ゼロ、魔力制御の練習をしろ。しなければ産んだ意味はない。今すぐ天に帰れ」

 ↑怖い顔しながら言ってる


 とか怖い事をずっと言っていたパパンがまさか、こんな厨二ノートと代行者グッズ(神父の服と仮面)を持っているとはね。


 血は争えないね!! パパン! 俺も前世からの厨二病だぜ!!


 早速なので着てみたのだ。なんと神父の服はカッコいい。イカしていた。仮面も右目の部分だけ欠けていてどこかミステリアスさもある。



 こ、これは……鏡に映った自分を見てなんてカッコいいと感動をしてしまった。



 うむ、今日から私は代行者。神の意志を代行してやろう。


 ここは治外法権、倫理観など不要の異世界だし。好きにしてやろう!!!!!



 結果、15歳でそのロールプレイに飽きてしまった。



 いやー、代行者プレイ飽きるわー。厨二病もそろそろいいかなって思っちゃうんだよね。


 カレー好きだけど、毎日は怠いというか。もう、俺は大人になってしまったんだよね。これからはひっそりと生きていこうと思っていたのだが……



──そうは問屋がおろすことはないようだ




 【アルカナ幹部】、俺が集めた部下みたいな者達だ。他にも俺の嘘を信じた人達、総勢200人の信徒がいるとかいないとか。


 全部纏めて、【アルカディア革命団】と呼んでいる。



「愚神の名を返上し、地上に本当の光を!!」

「やってやろうぜ! 本当の平和を!!」

「見つけ出してやろう。歴史の真実を!!」

「今日も徹夜で歴史の研究をしようじゃないか!!」

「団長はさすがだよな! 歴史を紐解いていたなんて、まだ15歳だぞ!」

「流石私の団長様、未来の旦那様」

「調子乗るな。団長は皆のものだよ」

「ほほほ、私には彼の器はまだまだ大成すると見える」




……これ、今更団長やめますとか言えなくなくなくない? 



嘘でした! すいません! とか絶対に言えないよ。聖騎士とか位の高い人とかもわざわざ辞めて、この革命団に入ってくれているみたいだし。



うわー、これやべぇ!? やべぇですよ!! これ作ったやつはマジでバカだろ!!!



……俺だ!!!!!!!!!



どどっど、どうしよう。もう辞めたい。厨二病は卒業したし、恥ずかしくなってきているんだ。なんか余裕感のある話し方がかっこいいから、私とか、なのだがね。とか使っているけどそろそろキツいって!!!



どーしよう。マジで。俺の身元も割れてるし逃げられないし。逃げたら殺されそうだし。




「ゼロ様、お茶の時間です」

「あ、サンキュー」

「また、団長を辞めたいと悩んでいるのですね」

「そうそう! マジでやばいって」



 だが、唯一俺の真実を知っている存在がいる。メイドの【レイナ】、彼女である。



「ゼロ様、団長を辞めたいと思うのは勝手ですが、これは貴方様が始めた物語でございます」

「知ってるよ! なぁ、レイナ今副団長でしょ? 代わってくれない?」

「お断りします」

「うえぇ!?」

「他の人が納得しないのが眼に見えています。あくまで愚神を信仰している人もいますが、殆どが貴方へ信仰を多く集めていますし」

「……変装できる?」

「無理です。できたとしても私はしませんよ。はい、お茶です。愛情込めたので冷めないうちに飲んでください」

「美味いな。メイドとしては本当に優秀だよね」

「結婚したいですか?」

「それは別に」

「団長の真実バラしてきますね」

「やめろ。一応俺上司だろ、脅すな」



 レイナは謎なのが『急に現れた』ということなのだ。ある日を境に家にやってきて雇って欲しいと言うのだ。俺は普通に怪しいので断ったのだが、どうにもここで働きたいらしい。



『ここで働かせてください』

『この家はちょっと……姉妹が多いし、いざこざあるし』

『ここで働きたいのです』

『それなら、他の姉妹……俺、姉と妹が一人ずついるんだけど彼女達に頼んでみたらいいと思う、俺この家で立場低いし。俺から言っても意味ないよ』

『あなた様の元で働かせてください』

『え? なんで?』

『取り敢えず、ここに置いて欲しいです』

『えー、パパンに相談してからでいい?』

『勿論、先に部屋上がってていいですか?』

『上がり込む気満々だね』



 

 

 正直、どうでもいい人ならば断った。しかし、彼女は妙に魔力がなだらかだったのが眼を引いた。あの時の俺は凄く若く、発展途上であったから参考文献としても素晴らしいとすら思った。


 俺にもメリットがあったということなのだ。そんなこんなで彼女は雇うことにした。






◾️◾️



 私の息子は非常に優秀と言わざるを得ないだろう。



『ゼロ・ラグラー』。三人の子供のうちの一人、長女の圧倒的な戦闘センス。次女の百年に一人の才覚。そう言った分かりやすい才能ではないがこの子は天才だと産まれた時から痛感した。



産まれたその日、私を見抜く目が明確な意志を持っていたからだ。



産まれたての赤子が明確に意志を持っているはずもない。だが、確かにゼロは持っていたのだ。


妻はあの子はのんびり屋さんと評していたが、私は真っ向から違うと評価をしていた。



魔力のセンスは文字通り【零】とすら言えるだろう。妻が魔力を無くしてしまったのではないかと心配をしてしまう程に才覚がズバ抜けている。


他にも妻は魔力が減ってしまったのではないかと心配をしていたが、そうではない。魔力を完全にコントロールしているのだ。



私も妻も天才と言われていた魔法騎士。だとしてもこれは天才の中の天才、埒外、突然変異の怪物と言っても過言ではない。



これだけで驚きは終わらない。ゼロは私の書斎を勝手に漁っていた。そして、【世界の真実の書かれた書】と【代行者】の服と仮面を持っていった。


まさか、あの子も何かに勘付いてしまったのかと不安に思った。私の祖父から受け継がれている世界の真実。


【今世の人々に崇められている六大神の蛮逆。愚神と言われた女神は本当は人間を守る為に戦っていたことを】


その事実を知った時、私は戦慄をしたのを覚えている。信仰をされている六大神は今も復活の機会を窺っている。歴史を捻じ曲げ、自ら達に信仰を集め復活をするのが目的だとか。


六大神は今は女神によって封印をされているが、その封印を解こうとする者達、その力を自分の物にするべく闇で蠢く者達。



子供の時に私もそれを知った。




だから、私は【代行者】として、嘗て戦っていた。本当の神の真実を世界に広め、同時に他の六大神の封印を解こうとしている者達を倒すために。



しかし、道半ばで私は挫けてしまった。妻ができ、子供ができ、守るものが多くなり過ぎてしまい。失うのが怖くなり、代行者は辞めてしまった。



ゴルザ・ラグラーの意思はあそこで死んでしまったのかもしれない。



だが、そこで終わらなかった。



『私の名は代行者……うんうん、カッコいいな』



鏡の前で代行者の格好をして、魔力を高めている息子を見て私は確信をした。この子ならば世界を変えてくれると。いずれ来る、最悪の時代、六大神、蠢く闇。


それらを全て照らす、圧倒的な存在。



「パパン、メイド雇いたいんだけど」

「お父様と呼べ。かまわん好きにしろ」

「嘘、絶対反対されると思った」

「好きにしろ。話はそれだけか?」

「そうそう、それじゃ」



 あの子が雇いたいと言ったメイド、不気味だがあれにもきっと意味があるのだろう。あの子は無意識のうちに世界の真実に辿り着き、今なお代行者として活動をしているのだから。


 私があくまで出来るのは、何も知らないふりをし、息子を見守るだけである。



「ねぇねぇ、貴方。ゼロって私に似てるわよね? あんなに可愛くて、対人会話も上手ですしね」

「ゼロは私に似ていると思うが」

「いやいや、貴方はないでしょ! 学校でぼっちだったし」

「そうか。お前の中ではそうなのかもしれないな」

「なになに? その言い方! ゼロちゃーん!」

「はぁーい! ママン!」

「ほら、貴方にこんなこと言える?」

「大変だな、お前も」



 ゼロは家族の前では敢えて道化を演じているように見える。代行者として悟らせないようにするためのカモフラージュだと考えられる。


 ふっ、やはり聡明な子だ。私にそっくりだ。



◾️◾️




 私の名前はレイナ。ゼロ様のメイドでございます……しかしそれは世を忍ぶ仮の姿。



 本当の名前は


 

【聖神アルカディア】




 嘗て、この世界にて【六大神】と呼ばれる悪魔達と戦った女神です。まぁ、今世の人間には愚神と言われているのですが。


 そんな私ですが、嘗て人間を庇い殺されてしまいました。愚かであったと思います。


 我々神は、人間の信仰によってこの世界に産まれ落ちる。神がいるから信仰が始まるのではなく、信仰が始まるから神が居ることになる。


 良くも悪くも人間の概念が私達を生み出したのです。産まれた我々には超常的な力が備わっており、人間達と最初は共存していました。


 だが、一部の神は人間は愚かであると思ったようでした。そこには私も同感でした。信仰から生まれた私達は良い部分も悪い部分もどうしようもなく分かっているのですから。


 しかし、人間にも良い人が居たのも事実であったのです。

 

 ですから、人を滅ぼすと宣言した神々に対して反対をしました。結果として私は滅ぼされてしまいました。滅ぼされる前に六大神はなんとか封印をしてやりましたが。


 私はなんとかギリギリ、滅ぼされても、信仰があればまた復活ができるはず……しかしそうは問屋が下さないようで。


 封印の間際に他の神は眷属を残していたようで、私の信仰を削ぐような歴史を作り上げたようなのです。


 愚神と言われ、歴史の大犯罪の神。愚神アルカディア。


 信仰が解かれ、人の信仰が消えて私は消えてしまった。


 きっと、もう蘇ることはない。歴史の重みによって積み上げられた信仰、六大神は封印さえ解ければまた滅ぼす。更に力を持って。



──あぁ、ごめんなさい。人間……




 ふと、眼が覚めた。青い空に白い雲、どこかの王国の土地だった。なぜ、私が……



 まさか、誰かが私を信仰している? それも一人ではない。一人程度では……力が全盛期とは比較にならないほどに弱い。信仰人数はそんなに多くはない。だけど、一体誰が、誰達が?



 目覚めた世界で私は少しずつ調べようとした。そして、見つけた。










『私は代行者……神の意思を代弁する者。さて、今宵は誰が信仰を得たいのかね?』



 黒い神父の服、付けられているアクセサリーは私の嘗ての信仰のマーク。仮面を被っている男。



『貴様が代行者か……愚神の代弁者を名乗る男よ』

『いやはや、手厳しいな。仮にもこれから君に布教したいと思っていたのだがね』

『阿呆が』

『今なら、私がお祈りを手解きするがね』



 余裕綽々の言葉。神父らしい優しい言葉遣い。だが、そこから感じる実力に裏付けられている自尊心。



 信仰の大元は恐らくは彼であるのだろうと一発で気づいた。なので彼の跡をつけました。



 正直、見つけるのにも凄く手間取りました。ゼロ様、魔力隠蔽があまりに凄かったからです。神の眼を簡単に欺くなよと腹が立ちました。


 どうにも見つからないので、彼ではなく彼の手下、【アルカナ幹部】とやらをつけることにしました。しかし、これにも手間取りました。


 幹部ですら隠蔽が上手い、ゼロ様ほどではなかったですけど。つまり、本当に、ほんとーに、手間取りました。



 お手上げ状態でした。マジで少しは痕跡残せよ。こっちは神だぞ?



 に、人間なのにレベルが高いなぁ。少し暮らして分かったのは人間全員が彼らほどではないということ。ゼロ様をはじめとして、周りの人間がおかしいということ。



 結局、どうやって見つけたのかと言えば王都の場所でした。



「ままぁ! これ買って!!!」

「あらあら、ゼロちゃん。可愛いわねぇ!! いいわよぉ」

「パパン、これ買って!」

「好きにしろ」

「わぁーい! パパン、ママン、大好き!」

「あらあら、可愛いわねぇ」




 思わず、二度見をしてしまった。無邪気に笑う子供、その子供の親から信仰を感じたのです、特に仏頂面の父親の方でした。そして、その息子……妙な感じがしたのです。



 魔力が全くない。しかし、私の信仰が多く見える。大元があの子供のように見えたのです。



 そして、結果として大当たりでした。あの家族はラグラーの家系だとか。子供は三人で、長男があのバカそうな人だったのです。無邪気そうな人でした。




 その一家の跡をつけると確信をしました。あの子供こそが代行者であったと。まぁ、そのあとは取り入るためにメイドとして雇われました。



 ──そして……まぁ、色々あってこの男は私の命の恩人であり、同時に愚者であったと。


 適当にロールプレイ? というごっこ遊びをしていただけでした。私のことを救いたいとかそんなことは一切思っておらず(少しは思え)



 本人は【──全てはあのお方の思し召しのままに……すべてはあのおかたのおぼしめしのままに】とか言いたいだけの子供だった。


 頭が痛くなりました。しかも、この子供に踊らされ、魅せられ、仲間が勝手に増えて崇める存在が増えました。


 ……そして、結果的に私の信仰が復活しました。そして、私が復活しているというのです。




「レイナ、頭抱えてどうしたの? 風邪?」

「貴方のバカさ加減に嫌気がさしていました」

「ほう、貴様、副団長でありメイドであり、俺に雇われているだけの女だと知らないようだな」

「同時に希代の天才だと思っていますよ」

「ふっ、そうだろう」

「チョロいな。この子」




 しかし、彼の嘘から神である私が復活したのも事実でした。それに六大神が居るのも本当ですし。六大神を信仰したり、復活させたりさせようとしてるのも本当です。


 まぁ、ゼロ様は



「都市伝説みたいなのを信じて違法実験する人達、マジで何考えてるんだろう。頭大丈夫かな? マジで危機感持った方がいいよな」



 この人、色んな意味で凄いなと思いました。自分のことを棚に上げたりもしているし、それで私が復活をしたのも本当ですし。



「レイナ、アルカナ会合一緒に出てくれよ。俺のロールプレイ、ボロ出たらいつもみたいにカバー頼むぜ。お前がいなきゃ俺はダメだな、愛してるぜ!」

「……あ、はい」



 こ、この人、愛してるとか結構ノリで言ってくるのは本当にやめてほしいです! た、頼られて悪い気とか全然しないですし。一応命の恩人ですし。


 こ、こう見えて神様だから、恋とか、異性の恋人とかできたことないし。人に信仰されることはあっても愛されたことはないから、照れるんですけど!



「あー、アルカディア革命団辞めたいなぁ」

「私がカバーしますよ。ゼロ様」

















────



面白ければモチベになるので☆、感想よろしくお願いします!!

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