第9話 SF遍歴
今回のテーマはSFなので、興味がないとか苦手という皆様は、どうぞ読まずに飛ばしてしまってかまいません。
最後の部分で、そういう方々におススメしたい本を紹介しようと思うので、そこだけ読んで下さいませ。
(今回も作者様の敬称略で紹介させていただきます)
SFの世界は、独特の科学用語や世界観があって、その設定された背景から物語に入り込むまでが長くかかり、読者を遠ざけているのかもしれません。
最初に読んだSF本は、中学の友人が貸してくれたアンドレ・ノートンの「太陽の女王号シリーズ」で、松本零士のイラストが印象的でした。4冊シリーズのはずなのですが、2冊しか翻訳されないまま、結局、廃刊に。今では入手困難です。あの続きが読みたかったなぁ。
ジュヴナイルSFを入口に、早川書房、ハヤカワSF文庫、創元推理文庫には大変お世話になりました。
(最近では、すっかりご無沙汰しております……)
クラーク、ハインライン、アシモフ、ホーガン、この辺りは夢中で読みましたね〜。日本の作家では、星新一、新井素子、谷甲州、堀晃、椹野道流…等々が好きです。
ブラッドベリ原作で萩尾望都がコミカライズした「ウは宇宙船のウ」は、まだ手に入るでしょうか?おススメしたいです。
残念ではありますが、誰もが自由に宇宙旅行できる、そういう時代は私が生きている間にはおそらく来ないでしょう。
「宇宙への憧れ」「宇宙船で星々を巡る旅」「ここではない何処か遠くへ…」
そういう想いを抱いて、これからも空想の中で、私の星空への旅は続くと思います。
これらのフレーズ、なんだかどこかで聞いたような?気がしませんか。
そうです。この想いは、そのまま私の物語に反映されているのであります(笑)。
***最後に***
SFは苦手、と敬遠されている方々に、2冊のおススメ本を紹介したいと思います。SFへの入口となったら嬉しいです。
1)「夏への扉」
ロバート・A・ハインライン
バック・トゥ・ザ・フューチャーのようなタイムリープものが好きな方へ。猫好きの方にもおススメです。
2)「たったひとつの冴えたやりかた」
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
この物語のラストは、涙無くしては読めません。短編なので是非!
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