2024年3月20日 17:31
お役目への応援コメント
コメント失礼します。因習村と呼ぶにはあまりにも静かな狂気。丁寧な暮らしとは裏腹の、恐ろしい終着点。綺麗なのに薄暗い、このお話の雰囲気がとても好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!静かで淡々としているのだけれど、外から見たらどこか狂っている。そんな雰囲気を書きたかったので、静かな狂気と言っていただけて嬉しいです。中で暮らしている人たちは、確かに幸せなんでしょうね。それでもやはり外から見たら、それは恐ろしく見えてしまう。好きと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!
2024年3月14日 06:34
名前をあえて片仮名にするのは私もやるので、早々に気付きました。淡々と織り成される物語が、この話の雰囲気にあっていて、ぞわぞわしました。盲信だなぁと思いつつ、幸せってなんだろうなぁと考えさせられました。
コメントありがとうございます。名前の意味、気づいていただけて嬉しいです。内側にいる人たちにとっては日常ですから、語るとしたら淡々とになるのだろうなあ、と思って書きました。盲信、なんでしょうね。彼らはそれが当たり前だと思っているので、その世界しか見えていないのだと思います。本当に、幸せってなんでしょうね……。
2024年3月11日 21:57
こういう計り知れないルールがある儀式を考えるのってワクワクしちゃいます。本人たちにとっては水を飲むみたいに当たり前のことなのに、見る角度を変えると怖いくらい異常。ラストに向かうにつれ丁寧な語り口が怖さを掻き立ててくれます。
コメントありがとうございます。外から見ると異常なのに本人たちは普通だと思っている、そのことを内側から書こうと思って書いたものでした。そうなんです、本人たちにとっては当たり前のことなんですよね。怖く書けていたなら良かったです!
2024年3月11日 10:55
お役目を果たすための箱が届く。それは神の元へゆくための箱だけれど、この閉じられた日々も箱のようだなと思いました。語りすぎない感じが、むしろ幻想的な雰囲気を高めていて良いですね。
コメントありがとうございます!実際、最初はニエ様が暮らすお屋敷自体を箱にたとえて書く予定でした。内側の視点から書いた方が面白いかな、と思って箱のたとえはやめてしまったんですが、気持ちとしては残していたので、読み取っていただけて嬉しいです!外から見たら閉じられて出ることができないので、確かに箱なんです。淡々と書きましたが、それでも幻想的な雰囲気になっていたなら嬉しいです。
2024年3月11日 03:57
彼らは果たして、狂っているのか、幸福なのか……。この純粋さは、藤子・F・不二雄の短編漫画『ミノタウロスの皿』を想起しました。
コメントありがとうございます。我々の常識から考えると狂気なのでしょうね。でも彼らは確かにそれが幸福で名誉なことだと信じています。『ミノタウロスの皿』、今回書くに当たって参考にした作品の一つなので、まさにです。内側から書いても表現できるだろうか、という挑戦でした。レビューもありがとうございます。
2024年3月10日 08:19
最後にニエ様の意味が分かると怖いですね。ホラーなだけでなく幻想的な雰囲気もあって引き込まれました。
コメントありがとうございます。ニエ様の名前の意味、わかっていただけて嬉しいです。ホラーかどうかちょっと自信がなかったのですが、何より引き込まれたと言っていただけて喜んでます!
2024年3月10日 06:44
ニエ様……贄様ー!?ニエ様、箱に入ってどこに連れて行かれるんだろ……何でうれしそうなん……教育って怖い(ノД`)
コメントありがとうございます。そうなんです、ニエ様は「贄」でした。神様への贄です。でもそれに選ばれることはとても名誉なことなので、みんな嬉しそうなのでした。教育や常識って怖いですよね……。
2024年3月9日 23:33
どこから箱が届くのか、なぜ届くとわかるのか、それが明かされないのがホラーじみているのに、なんだか神秘的だと感じました。届いた時が終わりだとわかっていて穏やかに過ごせる彼らがとても不思議で幻想的っす
コメントありがとうございます。箱は彼らにとって届くもの、なんでしょうね。届いたら終わりだけれど、それはとても名誉なことなので、こうして心待ちにしていられるのだと思います。幻想的と言っていただけて嬉しいです。
2024年3月9日 18:21
文章からも日々の穏やかさが伝わってくる感じで、そこから最後の数行へという転換が鮮やかでした。ラストの部分が、まるで輝いているみたいに見えました。
コメントありがとうございます。こういう状況の人の視点で、穏やかに淡々と書きたいなと思って書いていました。ラストで突然お題の「箱」を回収したみたいになってしまったかな、と思っていたので、そこを鮮やかな転換と言っていただけてほっとしています。
お役目への応援コメント
コメント失礼します。
因習村と呼ぶにはあまりにも静かな狂気。
丁寧な暮らしとは裏腹の、恐ろしい終着点。
綺麗なのに薄暗い、このお話の雰囲気がとても好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
静かで淡々としているのだけれど、外から見たらどこか狂っている。そんな雰囲気を書きたかったので、静かな狂気と言っていただけて嬉しいです。
中で暮らしている人たちは、確かに幸せなんでしょうね。それでもやはり外から見たら、それは恐ろしく見えてしまう。
好きと言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます!