第17話また、スギ飲み

今日はまっすぐ帰る予定だったが、髙田さんが僕を呼んで、ぐいっと飲むサインをしたので、スギ飲みした。

僕は350の缶ビールを6本飲んだ。

髙田さんは、いつもの宝の缶チューハイ。

今日も、労働者のあるべき姿の話しをした。

だが、プライベートのホントの飲み会では、会社の話しはしない。

これが、大人だ。

飲んでるのに、関係ない人からすれば会社の話しなんぞ分からないので、髙田さんの彼氏や千茶と4人で飲む時は、そんな話題ならない。


僕は昨日、桜の花見が宗教行事でサクとラの説明が間違っていたと思い、聞き直したら正解を話していたようでホッとした。

僕は、初めて髙田さんと居酒屋で飲む時、ビールの継ぎ足しは愚の骨頂と言ったが、継ぎ足しをしてしまい、謝った。 

そう、僕はやらかすのだ。

馬鹿なのに、知識人ぶって話すが一番愚かなのは僕なのだ。

大学合格しても、頭は悪い事を自覚している。

今日の、酒は美味かった。また、髙田さんが良いお姉さんなの。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る