第13話お疲れ会

今日の髙田さんは立派だった。

若い女の子をセクハラジジイから守ったのだ。

そして、みんなに1人ずつ、大きな声を出してすいません。と、謝る姿勢に感動した。

そこで、スギ飲みに誘った。

僕は缶ビール6本飲み、彼女は宝の缶チューハイを3本飲んだ。

まだ、二人共怒りは収まらないが、次は僕がキレる番だ。

あのジジイは女性を舐めきっている。僕はめったにキレないが、キレたら面倒くさいタイプ。

執拗に追い詰める。

しかし、キレた後は必ず鬱が襲うのでキレないようにしているのだ。


僕はヤンキーでも、チンピラでもない。警察官を目指していた男だ。あわよくば、弁護士の勉強をするために、法学部法律学科のある大学を目指して合格した男だ。

だから、矛盾点をつつくイヤなタイプの人間だ。

だが、会社ではある程度人気者で好感度は高いらしい。

その事は、自慢してもいいと思うのだが、僕も人間だから、怒る時は怒る。

息が酒臭い。

タバコはが旨い夜だ。

髙田さん、お疲れ様。

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