第13話お疲れ会
今日の髙田さんは立派だった。
若い女の子をセクハラジジイから守ったのだ。
そして、みんなに1人ずつ、大きな声を出してすいません。と、謝る姿勢に感動した。
そこで、スギ飲みに誘った。
僕は缶ビール6本飲み、彼女は宝の缶チューハイを3本飲んだ。
まだ、二人共怒りは収まらないが、次は僕がキレる番だ。
あのジジイは女性を舐めきっている。僕はめったにキレないが、キレたら面倒くさいタイプ。
執拗に追い詰める。
しかし、キレた後は必ず鬱が襲うのでキレないようにしているのだ。
僕はヤンキーでも、チンピラでもない。警察官を目指していた男だ。あわよくば、弁護士の勉強をするために、法学部法律学科のある大学を目指して合格した男だ。
だから、矛盾点をつつくイヤなタイプの人間だ。
だが、会社ではある程度人気者で好感度は高いらしい。
その事は、自慢してもいいと思うのだが、僕も人間だから、怒る時は怒る。
息が酒臭い。
タバコはが旨い夜だ。
髙田さん、お疲れ様。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます