【月曜 08:25】同じ村の出身のレベル100幼馴染勇者パーティーとレベル1の俺・・・当然みんなは俺を蔑み馬鹿にするが、勇者パーティーは俺が作ったとは妹以外誰も知らない
少し復活したエアコン
第1話
俺はゲームのキャラメイクが大好きだった。
そして異世界に転生してなんとアバター召喚というスキルを手に入れた。
このアバター(人形)は心が無く何度も死んでもいいし、何度も治せる。
なのでコイツだけを戦わせれば、俺は一切何もしなくてもレベル上げがすることが出来る・・・と思って居たけど、上がるのは複製体だけらしい。
まぁ別にいいや。
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と言うことで俺は人形を5体作った。
女の子勇者 レベル100 男の子勇者 レベル100
女の子魔法使い レベル100 女の子武道家レベル100
あと俺の影の護衛レベル100
ハーレムパーティーですね。
俺は安全地帯から操ってコイツらで魔王を倒してきて貰った。
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1年後、この人形達は英雄として、世界に讃えられた。
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そして、
「お兄ちゃん!!学校楽しみだね」
「そうだなぁ」
俺は妹と一緒に学校に通うことにした。
すっかり、魔王の脅威は無くなって平和になったこの国だが、
「辞めてください!!」
「良いじゃん、俺騎士だしさぁ、こないと」
もう、今時騎士なんて、強いやつなんて碌も居ない。戦う筈の魔物が攻めてこないからである。
「やめろ!!」
真ん中に割り込むように勇者男が入る。
「えっ?」
「お前、なんって、ゆ、勇者、勇者様!!」
めちゃくちゃチンピラはびびっており、そして逃げた。
「・・・あ、あの助けてくれてありがとうございます」
「い、いえ、当然のことしたまでですから」
「そんな、ってもしかしてあなたも魔法学園に入学するのですか?」
「そうですよ。あなたももしかして新入生ですか?」
「はい!!そうです!!あ、あのよろしければ一緒に」
「良いですよ。一緒にいきましょう!」
「はい!!ありがとうございます!!」
そうして、俺達兄妹の前でいきなりハーレム勇者っぷりを見せつけられた。
「お兄ちゃん??なんで入学早々に女の子を口説いてるんですか?」
「え、女の子なんて口説いてないよ??さっきからずっと俺達、だけだったじゃん」
「ぶっ殺しますよ」
「ごめんなさい。たださっきのは仕方ないと思います。」
「まぁ、それは確かにそうだけど、カッコつけ過ぎ」
俺の可愛いくて、可愛いくて仕方ないマイシスターにはすっかり護衛によるシャドウ2体目がついており、既にナンパしようとする奴がいるが仕留めて貰っている。
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試験も終わり、ついにレベルを測る儀式を行うようだ。
この時をずっと楽しみにして居た。
次々と生徒がレベルを表示して行く。
平均はどうやら二十くらいのようで、10以下は差別の対象になる程だ。
そして、俺の作成したハーレム幼馴染勇者パーティーが次々と前代未聞のレベル99を当然のように出して行く。
レベル99なんて出たことがなく、それが5人(妹もレベル99)である。
そんな中で俺は!!
みんなの視線が集まる。同じ街からの出身でその妹はレベル100だ。当然俺もレベル100そう思うだろう
「れ、れ、レベル1!!」
逆の意味で驚かれる。そう周りのも失望と失態で表情が一瞬、辛かったが、それは怒りへと変わった。
「街に帰れゴミ!!」「勇者パーティーの恥晒し!!」「勇者様可哀想!!」
俺のことを散々に言ってくれる。待ってた!!このリアクション。
妹は笑いを堪えている。俺もだ。
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