第4話

次の日


あいかわず、イケメン幼馴染パーティーは人気だった。


「きゃー、ヒロ君かっこいいよぉ」「春ちゃん可愛い」

「夏ちゃん今度さぁ」


それぞれの誘いを断り続けている。


「それにしても、妹は優秀なのに」「あ、兄なのにすげぇ地味だよな」


比較されて悪口を言われる。


「ぷぷっ兄ちゃん、弱々の雑魚雑魚だもんね」


分からせて欲しいかのような可愛い煽りをする妹


「・・・うるさいなぁ」


妹を分からせるのは寮でするとして、今はその通りの雑魚雑魚の無能キャラを演じるのだ。


「そんなことないですよ」


「えっ??」


「えっ??」


俺も妹もまさかの庇う人が現れて驚く。

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