第17話 最後の希望
新人類同士の内戦が地球規模の破滅的な事態に発展し、長老たちは最後の手段に出ることを決意しました。
徳訓とディーンは、新人類の能力を制御し、内戦を収束させる方法を探り続けていました。しかし、過激派の指導者たちは一切の妥協を許さず、和平交渉は決裂してしまいます。
絶望的な状況の中、長老たちは最終的に、新人類の能力を根本から抑制する方法を見出しました。それは、新人類の能力の源泉そのものを消し去ることでした。
新人類の能力は、地球の生命エネルギーと深く結びついていることが判明したのです。つまり、新人類の能力を完全に封じ込めるには、地球そのものの生命力を奪うしかないということでした。
長老たちは、この恐ろしい選択に迫られました。新人類の内戦を収束させ、地球を救うためには、地球の生命力を犠牲にするしかない。まさに、地球を救うために地球を滅ぼすという、まさに絶望的な選択肢でした。
しかし、長老たちは最終的に、この選択肢を選ぶことを決意しました。新人類の内戦を収束させ、地球を救うためには、この他に道はないと判断したのです。
徳訓とディーンは、自らの能力を最大限に発揮し、地球の生命力を吸収する装置を作り上げました。そして、その装置を稼働させることで、新人類の能力を根絶し、内戦を収束させようとしたのです。
しかし、この作戦を知った過激派の指導者たちは、必死に阻止しようとします。長老たちと過激派の指導者たちの間で、壮絶な最終決戦が繰り広げられることになりました。
果たして、長老たちは地球を救うことができるのか。それとも、過激派の手によって、地球と人類は完全に滅ぼされてしまうのか。
この最終決戦の行方は、次話に続きます。
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