第2話 幼馴染とスキル
メテウスとして生まれ変わってから5年が経って5歳になった
転生してから分かったことはこの国はルーガス王国という国でここはリファという街の中にある孤児院だと言うことだ
そしてこの世界には魔法やスキルがあり魔法は火水土風光闇の六大属性でそれぞれ初級中級上級それに加え勇者などが使う超級の魔法難度があるらしい
スキルは全ての人間1つ必ず持っているがそのスキルが強いかは人それぞれで
スキルは戦闘技能系、戦闘補助系、生活向上系、技術向上系の4種類があって俺は技術向上系に分類されるというわけだ
「おーいメテウスー」
今俺の名前を呼んだのは幼馴染のリナで
彼女は腰まで伸びた銀色の髪に金色の瞳を持つ同い年の女の子だ
彼女はウェポン・マスターという戦闘技能系のスキルを持っており将来的に仲間になってくれたら良いなと思っている
「リナ何か用なの」
「リーン先生が勉強会するから来いって言ってたよ」
「分かった今行くよ」
リナが今言ったリーン先生と言うのはこの孤児院で子供に魔法やスキルを教えている先生だ
「それでは皆さん今日も頑張ってお勉強しましょうね」
「「「「はーい」」」」
「今日はスキルを使って見ましょう」
「まずは戦闘技能系のスキルを次に戦闘補助系をそして技術向上系の順番で練習しましょう」
ここには17人の子供がいるその中で戦闘技能系が7人戦闘補助系が7人技能向上系が俺を入れて3人いるまずは戦闘技能系だ
━━━━━━
「フレイムソード」
少年が普通の剣に巨大な炎をまとわせて振り下ろした
「すごいですね」
「次はリナさんです」
リナが弓を持って前に出た
「クラスターアロー」
パシッ
リナが放った矢が途中で15本に別れて標的に正確に命中した
「やったー」
「やったよメテウス」
「良かったねリナ」
━━━━━━
その後時間が経って技術向上系の番になった
「はぁーーー」
俺より少し小さい少年が持ち手の方から徐々に剣を生成している
技術向上系のスキルは根本的には1つしかない得意不得意で分類されているだけで基本的には何でも作れるが不得意な物は余計に時間が掛かる
技術向上系のスキルは物を作るのに時間と精神力が必要とされる時間に関してはスキルの熟練度で短縮されるそれに伴って必要な精神力も低下する
過去には勇者の聖剣を作るのに熟練の鍛冶師がスキルの使いすぎで10人が命を落としたという記録がある
「次はメテウスくん」
「はい」
俺はみんなの前に出た
「メテウスくん今日は鎧を作って見ましょうか」
「はい」
俺は両手を前に出し一瞬で鎧を作り出した
「やっぱすごいわね」
「皆さん今日はこれで終わりにします」
「お昼ごはんにしましょう」
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