俺は魔王じゃなかった2
@hiropi00021
第2話
城地下5階
ガゼル「さて行くか、みんな準備は良いか?」
タイニー・ゼック「OKだ」
ガ「じゃあ行くぞ」
ガゼル達は地上、そして5階ある地上の魔城に向かって出発した。
戦いもなく地下2階
ガ「気付いたか?さっきから付いてきてる気配」
タ「ああ、少しづつ距離を詰めてきてるな」
ゼ「俺は全然わからん、そんなヤツ居るなら脅してくるか?」
ガ「いや、距離を詰めてきてるからあと少しで遭遇するだろう」
しばらく歩くと案の定後ろからせめてきた。
ガ「何か用か?」
相手は人間の冒険者たちだ
冒険者A「お前が魔王か!?」
ガ「惜しいな、俺は魔王の影武者だ」
A「じゃあ、魔王よりは弱いんだな、勝負しろ」
ガ「構わないが俺は魔王より強いかも知れないぜ」
A「行くぞ!」
冒険者Aは剣を構えた
刀身が青白く光っている
魔法を帯びた剣なのだろう
冒険者Aの攻撃!
冒険者たちAはガゼルに切り付けた!
ガゼルの皮1枚斬った
ガ「むっ!」
ガゼルの攻撃!
ガゼルは炎を吐いた!
パーティ全員にダメージ!
冒険者Cの攻撃!
ゼックに毒針攻撃!
ゼックの熱い皮膚に阻まれノーダメージ
タイニーの攻撃!
冒険者Bに斬りかかった!
ヒット!
冒険者Bを倒した!
冒険者Dの攻撃!
冒険者Dはライトニングを唱えた!
タイニーに命中!
タイニーには効かなかった!
ゼックの攻撃!
冒険者Dに殴りかかった!
冒険者Dを倒した!
冒険者Aの攻撃!
ガゼルに命中!
ノーダメージ!
ガゼルの攻撃!
ガゼルは炎を吐いた
冒険者Aを倒した!
冒険者たちを倒した
タ「なんか、骨のないやつらだったな
ガ「全員手加減して生きてはいるが⋯やはり地上が近いほどレベルが低くなるな」
ゼ「キリがないぜ」
ガ「なるべくスルーしよう」
タ「ところでみんな目的はあるのか?」
ガ「俺は久しぶりに空を羽ばたいてみたい」
ゼ「俺も似たようなもので空の下で棍棒のすぶりでもしたいな」
タ「そうか、俺は目的はないが久々の地上だ、それなりに楽しむか」
ちか1階
タ「おい、なんか店がたくさんあるぞ、ケーキ売り場から羊羹売り場まで」
ガ「なんだここは〇武百貨店か?」
ゼ「虎〇の羊羹食いてーな」
タ「ダメだあそこは高い富〇見堂
のせんべいにしろ」
ゼ「え~、まぁいいや買って来る」
タ「おい、ガゼル」
タ「知ってたか?地下一階のがこんな風になってるの」
ガ「いや、全く知らなかった」
ガ「ここまで登ってくることもなかったからな」
タ「しかも店の人間、モンスターになれてやがる」
ガ「まぁ、良いことを知った」
ゼックが戻ってきた
ゼ「買ってきたぜ、モンスター用の売ってくれたぜ」
ガ「そうか、じゃあ地上で食おう」
地上
ガ「冒険者がチラホラいるが、あえてスルーだ」
タ「じゃあせんべいでも食うか」
ゼ「賛成!」
バリバリモグモグ
ゼ「美味かったな富〇見堂のせんべい」
ガ「初めて食ったが美味いもんだな」
タ「じゃ、これから自由行動だな
」
ガ・ゼ「おう」
ゼックは素振りを始めた
ブン!ブン!ブン!
タ「すごい迫力だな」
タ「あれが当たったらシャレにならないぜ」
ガゼルは大空を縦横無尽に飛んでいる
タ「気持ちよさそうだ」
さて⋯俺はと
?「おい!俺と勝負しろ!」
振り向くと少年が立っている
少年「俺が勝ったらパーティに入れろ負けたら遠慮なく殺してくれていい」
タ「誰だ?お前は」
少年「俺の名前はスクーマ、いくぞ!」
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
ガ「タイニー!お前ほどの男がどうしたんだ?」
タ「そこのガキにやられた」
タ「油断してたのもあるがヤツは強い」
ス「約束だ、パーティに入れてもらうぜ」
ガ「お前、何者だ?」
ス「ただの人間だ、多分な」
ス「自分の生まれなんてわからない、親は居ないからな」
タ「こいつは剣術、魔力共に普通じゃねー」
ガ「人間、お前の目的はなんだ?」
ス「城の5階まで行きたいんだ、そこにじっちゃんが言ってた宝があるって」
ガ「剣術、魔力共に申し分なしか」
ガ「人間と旅するのも面白いかも知れないな、いいだろう魔城の5階に連れていってやる」
ガ「その代わり自分の身は自分で守れ」
スクーマが仲間に加わった
ゼックはまだ素振りをしている
地上1階2階を通り過ぎて地上3階
冒険者たちだ!
バトル!
スクーマの攻撃!
スクーマはエネルギージャベリンを唱えた!
冒険者Dにヒット!
冒険者Dを倒した!
冒険者Cは身を守っている
タイニーの攻撃!
タイニーは冒険者Cに斬りつけた!
ヒット!
タイニーは冒険者Cを倒した!
冒険者Aの攻撃!
冒険者Aはファイヤボールを唱えた!
ガゼル達は少しのダメージを負った
ガゼルの攻撃!
ガゼルは炎を吐いた!
冒険者たちに大ダメージ
冒険者Bの攻撃!
冒険者Bはゼックに斬りかかった!
ゼックはかすり傷を負った!
ゼックの攻撃!
ゼックは冒険者たちAに棍棒を振り降ろした!
ミス!
冒険者Aはノーダメージ!
冒険者Aの攻撃!
冒険者Aはスクーマに斬りつけた!
スクーマはかわした!
ノーダメージ!
スクーマの攻撃!
スクーマは冒険者Aに斬りかかった!
ヒット!
冒険者Aを倒した!
タイニーの攻撃!
タイニーは冒険者Bに斬りつけた!
ヒット!
冒険者Bを倒した!
戦いが終わった
タ「いやー、ここまで来ると少し敵のレベルがあがるな」
ガ「それにしてもスクーマは見事だったな、どこで剣術と魔術を覚えた?」
ス「剣術は冒険者のお兄さんに教えてもらった、魔術はじっちゃんに」
ガ「ほう、2人ともレベルの高い人達だったのだな」
ス「そぅみたいだね」
ス「でも2人とも死んじゃった、魔王の手下にやられたみたい」
ガ「では、魔王に会ったらどうする?」
ス「別に何もしないよ、いくら強くても敵討ちなんか考えるなって言われてるから」
ガ「そうか2人の遺言かもしれんな」
タ「まぁまぁ、これからどうする?3階は1階2階よりはレベルが上がってるとはいえあの程度だ」
タ「そうだな、スルーするか?」
全員「賛成」
ガ「では4階へ急ごう」
ガゼル達はしばらく歩いた
タ「お!宝箱だ、罠はないかな?
」
タ「おい、ゼック」
タ「体力が高いお前が開けろ」
ゼ「そんなーわかったよ、ほい」
罠はなかったようだ
宝箱の中には液体の入った瓶が入っていた
ガ「これは攻撃力UPの薬だ、スクーマ飲みなさい」
ス「えっ、俺が?賞味期限が気に⋯」
タ「いいから飲め」
ス「わかったよ、ゴクゴク」
シーン
ス「これで強くなったのかな?」
タ「わからんなぁ」
ス「タイニー試させてよ」
タ「なっ!?俺はもうごめんだ!」
ス「ちぇー」
ガ「まぁ良い、4階に急ごう」
ガ「4階の敵と戦えば分かるだろう 」
ガゼル達は4階へ向かった。
地上4階
タ「しかし、あれだな」
タ「城ってのは先端に行くほどせまいから攻略しやすいな」
ガ「油断するなよ、4階5階は協力なモンスターガ配置してあるはずだ」
ガ「ほら、早速出た」
マンティコアが現れた
マンティコア「これはこれは魔王様、何用ですかな?」
ス「!?」
ガ「俺は影武者の方だ」
マンティコア「私の嗅覚は魔王様と言ってますよ」
「まぁ良い、ちょうど空腹だ、全員食らってやる」
バトル!
スクーマの攻撃!
剣で斬りかかった!
ヒット!
マンティコアにダメージをあたえた!
マンティコアの攻撃!
マンティコアは浮遊した!
タイニーの攻撃!
斧で斬りかかった!
マンティコアには届かなかった!
マンティコアの攻撃
マンティコアは毒針でガゼルに攻撃!
ガゼルの鱗に阻まれてミス!
ガゼルの攻撃!
ガゼルはマンティコア中心に炎を吐いた!
ヒット!
マンティコアに大ダメージをあたえた!
マンティコアの攻撃!
マンティコア「まだまだ」
マンティコアはショックを唱えた
ガゼルに命中!
ガゼルにダメージ
マンティコアの浮遊じかんが終わった!
スクーマの攻撃!
バサッ!
クリティカルヒット!
マンティコアは瀕死状態だ
ス「今、トドメを」
ガ「トドメはいい、元々は俺たちの仲間だ」
マンティコア「魔王様⋯」
ガ「良い、今の俺は影武者だ」
ス「ガゼルは魔王なのか?」
ガ「昔、魔王だった事がある」
ガ「いまは影武者だ」
ス「じゃあ、じっちゃん達をころしたのは?」
ガ「恐らく俺の配下だ、お前も考えるところがあるだろう、パーティから抜けて俺の命を狙うのも良い」
ゼ「ガゼルが魔王なんておレも知らなかったぜ
ス「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
ス「パーティからは抜けない⋯ただだガゼル⋯俺と勝負しろ 」
ガ「良かろう」
ガ「来い!」
バトル!
スクーマの攻撃!
スクーマは斬りかかった
ヒット!
ガゼルにダメージをあたえた!
ガゼルの攻撃
スクーマを尻尾でなぎはらった!
ヒット!
スクーマにダメージをあたえた
スクーマの攻撃!
スクーマは斬りかかった!
ヒット
ガゼルにダメージをあたえた
ガゼルの攻撃尻尾を叩きつけた!
ヒット!
スクーマにダメージをあたえた!
ス「ハァハァ」
ガ「ぬぅ」
ス「なぜ炎を使わない!?」
ガ「お前を死なせたくないからだ、その強さは恐らく勇者か魔族の王の血を引いてるかもしれん」
ス「舐めるなー!」
スクーマの攻撃!
バシュッ!
ガキン!
ガゼルの鱗が弾いた!
ス「お前、今までわざと⋯」
ガ「怒らないでくれ」
ス「じゃあ、もしかして⋯ガゼルが父親かもしれないのかよ」
ガ「勇者ならば魔族と行動する事はあるまい、だから魔族の可能性の方が高い」
ス「そうか、頭の中がゴチャゴチャだ、二つのことはいっぺんに考えられない、先を急ごう」
ス「この旅が終わったらゆっくり考える」
ガ「うむ」
地上5階
タ「やっと着いたな」
ガ「ああ、久しぶりだ」
タ「ところでスクーマ、宝ってなんだ?」
ス「指輪らしいんだけどね」
ぜ「人間の指輪なんて小さくてわからねーよ」
ス「もちろん宝箱にはいってると思うよ」
ガ「敵だ!」
ドラゴンが現れた!
ガゼル達は後を取られた!
ドラゴンの攻撃!
ドラゴンは炎を吐いた!
ガゼル以外ダメージ
スクーマの攻撃!
バシュッ!
クリティカルヒット!
ドラゴンに大ダメージをあたえた
ドラゴンの攻撃!
尻尾を叩きつけた!
ゼックにダメージ
タイニーの攻撃!
タイニーは斬りかかった!
ドラゴンにダメージ!
ドラゴンの攻撃!
ドラゴンは炎を吐いた!
ガゼル以外ダメージ!
ガゼルの攻撃!
ガゼルは尻尾でなぎはらった!
ドラゴンにダメージ!
ドラゴンの攻撃!
ドラゴンは尻尾でなぎはらった!
ガゼルの硬い鱗に阻まれた!
ゼックの攻撃!
ゼックは棍棒を振り降ろした!
ヒット!
ドラゴンにダメージをあたえた!
ドラゴンの攻撃!
炎を吐いた
ガゼルとゼック以外ダメージ
スクーマの攻撃!
ザクッ!
ヒット!
ドラゴンは瀕死だ
ス「ドラゴンも生かしておくのかい?」
ガ「ああ、生かしてやってくれ」
ガ「魔族の長として頼む」
戦闘終了
ガ「あとは配置した者は居ないはずだ」
タ「魔族とはなるべく戦いたくないな」
ス「そんなものか」
ゼ「やるときゃやるけどな」
先に進んだ
ガ「むっ!敵だ」
ス「もう、敵は居ないんじゃないのか?」
ゴーレムが現れた
ガ「ましてやゴーレムなんて誰かが置いたに違いない」
ガ「これは俺が配置したじゃない、思い切り戦ってくれ」
スクーマの攻撃!
ゴーレムに斬りかかった!
ヒット!
ゴーレムにダメージ!
ゴーレムの攻撃!
ゼックに殴りかかった!
ヒット!
ゼックにダメージ
タイニーの攻撃!
タイニーは斬りかかった!
ヒット!
ゴーレムにダメージ!
ゴーレムの攻撃!
ガゼルに殴りかかった!
カウンター!
ガゼルは尻尾でなぎはらった!
ゴーレムにダメージ!
ガゼルの攻撃!
尻尾を振り降ろした!
ヒット
ゴーレムにダメージ!
ゴーレムの攻撃!
スクーマに殴りかかった!
ヒット!
スクーマにダメージ!
ゼックの攻撃!
ゼックは棍棒を振り降ろした!
ヒット!
ゴーレムは崩れ落ちた。
ガ「スクーマ!大丈夫か?」
ス「いてて、やられちまったよ」
タ「凄十あるぞ」
ガ「そう言えばあったな、飲ませよう」
ス「え?すご⋯?」
タイニーは凄十を無理矢理飲ませた!
ス「ウォォォォ、なんだこりゃ?」
ス「身体中が熱い!ちょっと走ってくる!ヒャッハー!」
タ「効いたみたいだな」
ガ「子供には早かったかな?」
タ「あれ?宝箱があるぞ」
ガ「ころが例のあれか?スクーマが言ってた
タ「開けるか?」
ガ「いや、スクーマが戻ってからにしよう」
ス「ハァハァハァ」
ガ「やっと落ち着いたか」
タ「宝箱あるぜ、例の指輪だろ」
ス「開けて良いかい?」
タ「やめときな。罠があるかも知れないからゼックが開ける」
ゼ「また、おれかよー」
ゼ「まぁ、いいや」
ゼ「ほら開けたぜー」
罠はなかったようだ
そこには指輪と手紙があった
離れしまった息子よ
スクーマよ、この名前は私がつけたのよ
あなたは魔族と人間の子供
お父様は魔王様です。
人間として暮らすも良し
魔族として暮らすも良し
あなたは自分で運命に立ち向かうのよ
指輪は大事に持っていてね
強く生きて
愛してるわ
サラ
ガ「スクーマ、お前はサラの子か」
ガ「私がたった1人愛した女」
ス「俺はどうしたら良いんだ」
ガ「サラの言う通り好きに生きれば良い」
ス「母さんは今どこに居るんだ?」
ガ「俺も四方八方探させたがみつからんのだ、すまん」
タ「そろそろ下に降りよう
ガ「ああ⋯」
ガゼル達は1階に降りた
ス「ガゼル、とりあえずどうしたら良いかわからない」
ス「パーティに残って冒険しながら考えても良いかい?」
ガ「構わないが俺はパーティを抜けるぞ?」
ス・タ・ゼ「聞いてないよー」
ガ「城を立て直さねばならん」
ガ「スクーマ、お前はリーダーとしてパーティを引っ張るんだ」
ス「おれが⋯?」
ガ「タイニー、ゼック息子を頼む」
タ「任せろ、あと1人見つけないとな」
ゼ「わかったぜー」
こうしてガゼルは魔王に戻っていった
この後スクーマ達を待ってる運命とは?
俺は魔王じゃなかった2 @hiropi00021
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