無いとは言い切れない

aisan

第1話

私は

我が家の

愛鳥に

良く

言い聞かせます。


「今日は

留守番を

よろしくね」


「明日は

爪を切るから

一緒に

お出かけするよ」


私が

話をする時

愛鳥は

私の顔を

ちゃんと

見ています。


なので

理解できているのか

分かりませんが

聞いているのは

確かです。


最近

近所の

カラス達が

にぎやかです。


活動の

時期なようです。


私は

窓から

電線に止まっている

カラス達に

言い聞かせます。


「他の鳥達と

仲良くしてね」


理解できているのか

聞いているのかさへ

分かりません。


でも

伝わっている

可能性が

無いとは

言い切れない。


カラスは

とても

賢いので。


続けてみます。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

無いとは言い切れない aisan @aisan8787

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る