〈わたし〉が迎えの車を待っているときは、女子だったんですよ。〈お父さん〉が大風呂に誘ったら、男子になってました。

首に触った件、そこで〈わたし〉の心は、ぐらんぐらん揺れたものと思われます。

そして、コードネームは今回はコンパクトだし、まとも？
３人は素性をかくせても、作者の趣味趣向が入っちゃうー。
バッファローみたいに天の声に授けてほしいと、せつに願う。

レビュー、ありがとうございました。

〈わたし〉も、同期の間では綽名で呼ばれることもあります。その情報は今回、伏せました。
〈わたし〉のコードネームは、わりかし、まともなはず。
〈博士くん〉と〈お父さん〉には、一瞬かっこいいコードネームを。

え。
公衆の面前で、「大好き！」って言われた。
うろたえて、「冗談は、よし子さん！」って言って逃げてしまった。
絶対、失敗した。彼、学生服だった。こんな昔のオヤジギャグ、知らない。

帰国子女は当たり前になった世界でしょうか。
私の現代ファンタジーは、たぶん、引き戸をがらっと開けたところにある、まったく壮大でない、はったりなのです。

〈わたし〉は会ったばかりの人に、すぐニックネームをつけるコです。

あっ。天童君側のコードネームとか短いんです。合言葉も短いです。そういうところが敵対する根底です。（今、決定）

組織の人も、コードネーム長いなと思っている人はいます。それが最初の小さなほころびで、息苦しさを感じ、裏切り者も出るようです。

長いコードネームを考えるのが課題でした。
今回、コンパクトになりました。3人分だったので。
長いコードネーム筆頭の有能な幹部が抜けたことを、組織トップは重く受け止めたこともあります。

この辺りまでは女子として書いていたのに、次のシーンで〈お父さん〉に大風呂に誘われまして。

え……。こんな公衆の面前で、「大好き！」って言われた。
うろたえて、逃げてきちゃった。
言わなきゃ、私も！　大好きって！　戻って言うんだ！
「だだ、だい、ぶ、あたたかくなってきましたね」

ホワイトボードに書いたら、こうなるかな、と。

空白に笑っていただけるとは！
私が次に白紙答案を出しても、笑って！

私は、バッファローのお題を受け取った時に、（なんてすてきな文字の羅列なの）と、ノックアウトされたのでした。

この心のままに、KAC全８回を駆け抜けることができるのか。

お好きなやつでしたか。よかった。
書いているうちに、〈わたし〉が性別不明になってきて。
こういうのが〈男の娘〉っていうのでしょうか。
私、２年ほど前なら、〈オトコのムスメ〉って読んでましたからね。

組織の活動内容は……。ちょっと、広報担当に聞いてきます。

〈お父さん〉が〈わたし〉を大風呂に誘っている情景が浮かんで、（あ、この子、男子じゃん）となりました。

相変わらずのコードネームです。
３人分、出すの、くどいから、いくぶん短く、まともにしました。

そうそう。
そういう決め方、してたんかーい、でした。
しかし、本編白紙のまま、サイドストーリーだけ進んでいくって。