ジャンボタニシ農法

@saku_0213

ジャンボタニシ農法

人間はね、好きなように生き物の形を変えるんだよ。

自分たちを食べ物を横取りされるのが人間は大嫌い。

すぐに害虫、害虫と騒ぎたてて、あの手この手を使って駆除してしまうんだ。

毒を盛ったり、子孫を残せなくしたり、なんてことだ。

まぁ、それでもしぶといのが害虫ってことだね。


あるところに、神は特別なリンゴを育てていました。神は、他のものがリンゴを食べると死ぬように、リンゴを作るために働くように作り変えてしまいました。それに従い、リンゴを育てることを自分の仕事とし、食べたら死んでしまうためリンゴを食べることを禁じました。そんなある日、アダムはリンゴを食べてしまいました。そして、アダムだけでなくイブもリンゴを食べてしまいました。二人は楽園を追放されました。リンゴを食べてしまった罰なのでしょうか。いいえ、それはどうでしょう。リンゴを食べても死ななかったということが神にとっての脅威でした。


アダムとイブは神の意図に気づくことができませんでした。もう少し二人が賢かったら、リンゴを食べていることを秘密にし、生き続けられたのかもしれません。けれど、神を欺ける日は来ないのでしょう。


※着想は、検索欄にあった「ジャンボタニシ農法」です。そのワードを見て、勝手にストーリー作りました。

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