クローゼット

陰陽由実

クローゼット

みなさまこんにちは。陰陽由実と申します。

KAC1回目の作品に1万字突破の、自分にしてみればまあまあ大作の小説を書きまして、早くも戦意消失やる気激減してしまいました陰陽由実です。

はい。

まあとりあえずKACは皆勤賞狙ってますのでね一応。ゆるく書いていこうと思います。


今回のお題が「住宅の内見」ということだったので、自分の小学生時代のお話をしようと思います。

僕は小学2年のときに引越しを経験してまして、そのときに両親にひっついてあちこちの家を見に行っていた時期がありました。

今からしてみればあまり覚えていることなんてないのですが、印象が強く残っているものはどうしてもずっと覚えているようです。

いくつもの家を見ては移動、見ては移動、たまに不動産屋さんと両親が長話をしはじめるとどうしても子供ですからつまらなくなってしまいます。

そんな小学生のガキが外で暇になったら何を始めるか。

周囲を走り始め、ちょっとしたイタズラを仕掛け、その辺にあるもので遊び始める。

大体これ一択。少なくとも僕はそうでした。

僕には妹がいるのですが、その当時は幼稚園児でした。

その妹と周囲を走り始め、ちょっとしたイタズラを仕掛け、その辺にあるもので遊び始めるので騒がしさ倍増。

しかも自分からしたら遊び相手がいるのでヒートアップしていきます。

数件目あたりから何を思ったのでしょうね。物件につくなり我先にと上がり込んで家中のクローゼットというクローゼットの扉を開け始めたんですよ。妹と。

しかも閉めません。

それがバタバタと元気すぎる騒音を立てるものですからしばらくしたら両親に怒られました。もう当たり前です。

今となっては多分クローゼットの中を見やすくしようという子供ながらの気遣い(遊び9割)だったのかなぁと思います。

そんなわけで、今の家のクローゼットを見るとたまに「ああ、ここの扉もあのとき開け放ったなあ……」と若干遠い目になるときがあるのです。

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クローゼット 陰陽由実 @tukisizukusakura

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