がんばれ!みやちゃん
ゔぃれ。
第1話 プロローグ
今日は親戚の子供が遊びに来る。
ほっぺがぷにぷにしててとても可愛い男の子だ。
たまに来る親戚の子と一緒に過ごせる時間にとても幸せを感じる。
まだかまだかと首を長くして待っていると、呼び鈴と共に親戚一家の声が玄関から聞こえる。
「来たッ!」
しかし決して走らず急いで出迎えに行く。
玄関に着いた私は息を切らしながらも平然を装いながら
「いらっしゃい」
と話しかける。
『あ、お姉ちゃん!
ママ、お姉ちゃんと遊んでくるね』
親戚の子はおばさんに許可をとりつつ子は私の元へ。
下手な挨拶などすっ飛ばして私の所に来る子供は話が早くていい。
早速私の部屋に連れ込……いや、子供と一緒に私の部屋に遊びに行く。
部屋に向かう最中、大きくなったね!等と声をかけながら子供の姿をまじまじとよく見る。
大きい目、ぷにぷにほっぺ、子供特有の少しぎこちない歩き方。何処をとっても可愛さしかない。
しかも、何度見ても何時間見ても飽きない。
今すぐにでもぎゅっと抱きしめたいがそれは後にとっておく。ちゃんと恥じない様お姉ちゃんを演じなければならない。
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