オリエンテーション

「えー、今日よりこの1-10クラスの担任を務める橋田章陽だ」


背の高い男性教師。髪の横を刈り上げた七三分けをしているのだけれど、ベタっとした髪型ではなく毛束や流れを意識している、いわばオシャレな髪型。

身にまとう服は黒みがかった紺のスーツで、シワもない。細身の体も相まって清潔感が凄まじい。


赤い無地のネクタイ、目には黒縁のメガネ。

インテリ感がとても強く、見た目と雰囲気がシャキッとしているせいか、話を聞いていると段々と口調までも固いものに聞こえてくる。印象というのは不思議なものだ。


「まぁ入学初日。進める講義はないが、みんなには事前に知っておいてほしい事がある。それが、今年1年間の段取りだ。…事前に登録してもらった学園のクラス共有アプリから1-10を選択。年次予定表を掲示しているからダウンロードして欲しい」


そうした指示に従いみんなホログラマーを起動して操作をし始めた。ただ、そうした中で何もせず前を向く俺の姿というのは浮いている。


「どうしたの? ホログラマーは?」


いち早く準備を終えて余裕があるのだろう左隣に座る灰色のミディアムボブの女の子が俺の肩を軽くたたきながらそう声をかけた。


「あーいやぁ、それが…ホログラマー自体持ってなくて……」


そういうと女の子は少し唸った。


「そうなんだ……。じゃあメモとか資料のこととか分からないね」

「うん……。まぁでも貸し出し用のホログラマーがあるみたいで届けに来てくれるらしいんだよね」

「あ、じゃあもう少しの辛抱か」

「うん」

「んー…でもそれ届くまでよくわかんないだろうし……」


すると、女の子は自身の大きめのカバンを漁り、中からホログラマー1型を取り出した。


「はいこれ。データは同期してるし私の操作が親だから君が……えっと名前聞いて良い?」

「良いよ全然。名前は華園昇也、です」

「おっけーありがと。…えっとね。華園君が好きなようには使えないけど確認程度に使ってよ」


そう言いながら手に渡されるホログラマー1型。とても硬く、少しずっしりとした重みがある。


「いいの? まじで?」

「うん、まーじでぇ」

「おぬしは神か」

「うむ、あいむごっど」

「はへぇ…ありがたやぁ」

「世のため人のため、良き事をするというのは…いやぁ心が清らかになるのぉ」

「おーい相性が良さそうなのはいいことだが、それそろ説明するぞー」


眼鏡をくいっと上に上げ、姿勢を正す橋田先生。

にしても、先生は助けの手を差し伸べてくれないものなのか。ホログラマーを持ってきてくれる先生…相川先生が、一応クラス担任に連絡しとくとは言ってくれていたが、傍観の姿勢は崩さないといった風だった。


「まず、君たちは現状君達はこれから4年間を共にする仲でもある。まるで来年からは敵になるからどうでもいい、みたいな付き合い方だけはするな。クラス内の問題は放置した場合全体ペナルティになる」


そして、と続ける。


「もう既に知っている生徒もいるかもだが、クラスメンバーを再編成するクラスシャッフル。これは確かに存在するがあくまで緊急処置だ。基本あり得ない事を念頭に置いてくれ。仲の良いクラスメイトと離れる事や問題のある生徒が突然クラスに加わるなんてことは危惧しなくて良い。思う存分仲を深めてくれ」


次に「年次の進行を細かく説明する」と言いながら右手を腰に手を置く。


「今日から3ヶ月。4月〜6月は主に座学を中心に授業を行う。そしてこの3ヶ月では今後必要になる知識を必要以上に覚えてもらう。…意義を問うなら簡単に返答できる。単純明快、教える情報に意味がないものがないからだ。君たちの人生に必ず生きてくる」


必ずだ、ともう一度念を押すように言った。


「そして、そう言う事は早めに身につけておくべきと言える。知らなかった、で能力者間のネットワークで浮いてしまったり、法律上で無売的に死にたくないだろ。…少なくとも我々学園教師はそうした不利益を被りたくない生徒を対象に協力を惜しまない。そして、そのための協力の一つとして2週間に一度小テストを行う。落第点は70点未満」


そう告げた橋田先生の言葉に、流石にこのクラスにいる50人全員動揺を隠せなかった。ざわめく空気。

ささやきあう言葉。


「まぁ確かに高得点だ、小テストと言えども7割は中々嫌な話だな。…しかし、この小テストを合格し続けることで、君たちの人生で躓くことはなくなる。想像してほしい。石や岩、木で覆われた道を苦しみながら歩いた方がいいのか。石がまばらに散ってるだけのまっさらな道を歩いたほうがいいのか」


そう熱く言い切って、橋田先生は正気を取り戻したようにメガネをクイっと上げて声を落ち着かせた。


「まぁしょうもない例え話はやめようか。とにかく、テストや勉強に関してはこちらからも最大限のサポートはする。だから、わからないことはぜひとも頼ってほしい」


そう強く言葉を告げる橋田先生に。


「……。あの、先生」

「なんだ一ノ瀬」


一ノ瀬と呼ばれた窓際最後列に座る金髪の青年は手を上に上げて質問した


「落第時のペナルティーは何なのでしょうか」


その質問に先生は淡々と告げる。


「ペナルティは少し重めに設定してある」

「重め、ですか」

「ああ…。まず。このテストが合格できないと放課後に補習がある」


その答えに動揺はない。予定調和だといわんばかりの静寂。重さと言うには軽すぎる言葉だから、みんな身構える。そして、身構えたものの、次の言葉にみんな顔をしかめて唸らずにはいられなかった。


「そして、1人でも落第者がいれば全員補修だ。ただ。ただ、クラス全員と言うわけではない。このクラスの座席位置を基準にグループ分けをする。1グループ5人。なので全10組。落第時の対象はこのグループメンバーに含まれている生徒だけだ。そこに加えて、補修後のテストにて要求する合格点数は8.5割とする」

「はぁ!? いや流石に横暴だろ先生!!」

「そ、そうだそうだ!」


うしろで叫ぶ山田。それに呼応して各人不満を前に押し出していく。

しかし先生の面構えは変わらない。


「これからの学校生活、知識力の他に周囲との協力が不可欠になってくる。個々人の努力では100点を出せるやつもいるだろう、しかし0点のやつも出ないわけではない。その時の平均値は50だが、その評価としての50点は正しい数値ではない。最終的なしわ寄せはできない人間にではなく100点のできるやつに行く」


先生は周囲を見渡しながら言う。


「そうした積み重ねはいずれチームの破綻を招く。例え仲の良いもの同士でもだ。…だから、グループを分けてそこで訓練をしてもらう。そして、ここで鍛えた結果を測るために4ヶ月目。7月から実技訓練の授業が始まる。形態としては午前が座学、午後が実技という形だ」


先生は続けて言う。


「この実技開始、7月末には一度模擬仮想戦闘を執り行う。君たちのチームワークと、座学の知識。実技訓練で鍛えなければならない弱点などを一度洗い出すためだ。体育が苦手な生徒には可哀想な話ではあるが、良い機会だと捉えておいてほしい」


先生は少し息継ぎをした。


「まぁあれだな、まとめてバーっと話すのも疲れるな。……先生もみんなの事をしっかり把握してるわけじゃない。その点で言えば先生はまだ君たちと仲良くないわけだ。て事でジャンケンをしよう。みんな手をあげて」


そんな指示にゾロゾロと手をあげ始める生徒。拒否する理由もないわけで、上がった手と勝負を重ねる先生。


「て事で、勝者は……尼崎好絵あまがさきこのえさん、だよな」

「はい…尼崎好絵です。…あの、それで私はどうすれば…」

「では、あなたの能力と嫌いな食べ物を教えて下さい」

「あぁ、はい。私の能力は………言語化するの、難しいです」

「じゃあ能力名だけでも。改名は、してる?」

「改名してないです」

「なら尚更そのまま話て」

「…私の能力は空想描写です。嫌いな食べ物は…カニ……」

「え、カニ? ほんま?」

「はい……あの、生臭さと言うか、あれが…ちょっと」

「まじかぁ、まぁカニの風味は強いからなぁ」

「あと、あの透明な骨が口に残るのが…」

「あれわざわざ噛みちぎってる人初めて聞いたよ」

「それとちょっと苦味があったりするから…」

「不満続々だな、カニアンチガチ勢じゃねぇか。敢えて言うなら美味いカニは甘いぞー」

「甘いのも、臭いと合わさったら気分が悪くなっちゃいます」

「えー、尼崎の天敵はカニだ。みんな、尼崎に酷いことされたらカニを差し出せ、多分怯える」

「そ、そんな酷いことなんてしません!」

「ごめん、そりゃそうだ。変なこと言った。尼崎、ありがとう」


先生は平謝りをしながら尼崎さんを着座させ、話を再開する。


「さて。7月の模擬仮想戦闘を終えれば8月。夏休みだ。夏休みといえば宿題だが、宿題のようなものはない。その代わり、要求があればだが学園から一度、交際費を支給することが出来る。チームメンバーと出かけるためのお金だ、他の用途は認めないし、余れば返還してもらう。経費のチェックはされるから不正利用だけはするなよ。罰則と罰金があるからな」


そんな話に周囲は少し喜ぶようなざわめきを立てていた。


「夏休みは9月4日まで。5日から再開だ。9月からはこの学園の最大の意義。能力と戦略を用いての団体戦、仮想戦闘訓練が始まる。クラス内でする実技訓練よりも規模が大きく、注目もされる訓練だ」


先生は「それに伴い」と続けて話す。


「各人、好みのギルドに入ってもらう。勿論チームメンバーと同じギルドがいい、と言うのも構わないがオススメは個人の感性にあったギルドを選ぶ事だな。それで、このギルドとはーー」


【ギルドについて】

○仮想戦闘訓練におけるグループの総称。

○1〜4年生の学園生で構成されている。

○各ギルドには様々な特色がある。


「そのギルドの色で選ぶのか、構成人数で選ぶのか、人で選ぶのか、友達と選ぶのか、どれを選ぼうとかまわない。ただしーー」


【ギルド加入の注意事項】

○ギルド加入後は原則1か月脱退できない。

○2年時に上がると原則ギルドの変更は不可能になる

○2年次までにギルドに所属しない場合除籍処分となる


「悠長に構えられる訳ではないことは肝に銘じるように」


この学園の意義。じっちゃんも言っていたが、このギルドでの成果が大事だと言っていた。


『ただ、強いものがこれからも強いわけではない』

『……?』

『…要は強い能力を持っているから、ギルドメンバーの数が多いからという理由だけで選ぶなという話だ。そのギルドメンバーの能力自体の質と、お前の能力との相性を基準に人で選べ。結局は人同士のつながり、相性が悪いならそれはチームという体系を破壊する。逆に繋がりが強ければいずれ互いに強者となり束を寸断する力を身につける』

『んー、よく分かんないけど見た目より中身的な話かな』

『分かってるではないか。今日のご飯は肉を多く入れてやろう』

『ひゃっふぅー!』


なんて話をそういやしていたな、と思い返しながら先生の話に耳を傾ける。


「ちなみにだが、この仮想戦闘訓練が始まると授業日程が変更される。午前に座学や実技。午後にギルド内訓練だ。そして、こちらが指定する日時、ギルドと模擬試合を取り行ってもらう」


要するにギルドでの訓練に比重が傾くということか。ギルドの性質は把握できたがどう言った事をしているかは想像つかない。いつか見学させてもらわないとだな…。


「9月からはこの日程のまま4年次まで続く。次にクラス対抗戦、ギルド対抗戦についてだ。これはクラス対抗戦を11月下旬に、ギルド対抗戦を12月上旬に執り行う。要は学園主催の模擬大会だ。どちらも1週間かけて行う。そして、ほんちゃんとなるのが2月下旬の日本の公式大会である日本能力者大会だ」


公式大会、その響きにみんなどこかしらそれを楽しみにしている様子。


「日本能力者大会は、当学園含め3校をのうち各校4ギルドを選出。この学園ではクラス対抗戦、ギルド対抗戦での成績を強く反映している。その後トーナメント形式で進め、優勝ギルドを決める大会となっている。この大会の優勝ギルドには希望する物を各人に与えられる」


その説明がされて、みんなの食いつきの意味がよくわかった。


「じゃあ1億欲しいって言ったらもらえるって事ですか?」


そんな俺の素朴な質問に先生は頷く。


「あぁそうだ。一億くらいなら容易く受理されるだろうな。願い事といえども幾つかの質問と要望理由を尋られるが、1000億円クラスでなければそうそう変更を求められない。ちなみに前例として100億を要求した生徒もいる」

「100億…」

「お金だけじゃなく権利も願いの一つだ。考えておく事をお勧めする。公式大会のチャンスは4回だ」


そう聴くと多い、と思ったが先生はそんな俺たちの心に釘を刺すように言った。


「ほぼなんでも叶う願い事が褒賞となる大会だから多いように見えるが、実際はとても少ない機会だ。この4年で一度も優勝できない、惜しいとこまで入ったがダメだったで優勝に届かない奴はごまんといる。君たちもその1人になり得ることを忘れるな」


この学園の一年生で500人。単純計算2000人。

ギルドの数はわからないけど、例えば1ギルド20人として100ギルド。他の学園が集まれば300ギルドの中からの12ギルド。6000人中240人しかその優勝に干渉できない。と、考えれば確かに残りの5760人になることの方が多いと言える。


「あと、言い忘れていたが学園主催の方。ギルド、クラス対抗も多少なりの褒賞がある。勿論規模感は落ちるがお金でも1000万とか位までは出せるはずだ。宝くじとスクラッチくじの違いみたいなもんだな」


そう言う先生に1人の生徒が言葉を吐いた。


「…クラス対抗戦なんか運ゲーじゃねぇの」


やさぐれた声。俺の席の斜め後ろに足を組んで座るこの表情は、期待のないつまらなそうなもの。

ピンク色の長髪に、色白い肌の女の子。

耳には幾つかのピアスを。メイクはがっつり。

ため息を吐いた時に見えた、舌が輝いたところから推察するに舌ピアスというやつもしているのか。

なんか、ドギツイ。


そんな彼女の言葉に、先生は言葉を返した。


「まぁ半分その通りだ。一応組み分けは入学前測定での結果から、能力の系統は均等に振り分けている。何処かが突出して強いとかはないが、能力によっては全体の戦力を引き上げる能力もある。そこは運だ。しかし、その能力を従前に使う状態にするには信頼や積み重ねた仲も大事になる。何度も言うがチームワークだ。運の半分を補うのはお前たち全員のチームワーク。そこを忘れずに努力してくれ」

「なんだよチームワークチームワークってうっせぇなぁ。んな仲良くする事を急かしてくんなよ気持ち悪い。上っ面の仲しか残らんくなるぞ」

「だが意識しない事には始まらない。自然に形成されるには時間がかかる話でもある。そしてお前たちには対して時間は残されていない。早めに考えておかないメリットがない」

「だぁかぁら、んなんじゃ中身がねぇーだろって言ってんだよ」

「笹山、ここは上っ面で終えられる学舎ではない。いずれ強制されるもので深めないといけない事でもある。まだ実感はないと思うが、だからこそ足掛かりは重要なんだ」

「はぁ、話になんねぇ。もういい」


ガリっと、固いものが噛み砕かれる音が響く。


「おい笹山、飴を食うな今」

「糖分たんねぇんだようっせぇなぁ。私だってイライラしたくねぇんだよ。イライラするのもぉしんどいんだから〜。ほんっと先生のバカっ」

「うおっなんだお前怖いな」

「怖いとか言わないでっ、乙女にそんなこと言うの禁止ー」

「……あー。お前の能力か」

「せいか〜い」

「……スイートチェンジってそう言う…」


先生は自前のホログラマーアルファを用いているのだろう、そこから何かを見ながら納得してる顔をしていた。


「まぁ性格が落ち着くだけじゃないけどね〜。フワフワしてると気持ちもフワフワして気持ちいいからしてるんだ〜」

「おいなんだ、新手の薬物中毒者か」

「トウブンチュー」

「…あぁなんかこの感覚知ってると思ったら酔っ払いだ」

「うへへへ」

「あぁほら酔っ払いだ」


ーーー


「さて、じゃあ通して言うぞ」


4〜6月「座学中心」

7月「午前座学→午後実技訓練」

8月「夏休み」

9月「午前座学・実技訓練→午後ギルド内訓練」

11月「11月下旬 学年別クラス対抗戦」

12月「12月上旬 ギルド対抗戦」

1月「午前座学・実技訓練→午後ギルド内訓練」

2月「2月下旬 日本能力者大会」

3月「春休み」


夏休み

・要求があればチームメンバーとの交流に使える交際費を支給。


注意する事

・年次を通して2週間に一度小テストを行う事

・小テストの合格点数は7割、補習時は8.5割

・学期末テストは7月下旬、1月中旬

・ギルド加入後1ヶ月は脱退できない

・ギルド選択の猶予は3月まで


(あぁ…だめだ覚えきれないっ、脳がっ! 脳がパンクする!)


こう言う時、どうしても能力を使いたくなってしまう。でも常態的な使用は禁止だ。頑張れ俺。


「…お目目グルグルだね華園くん」

「うん…覚えられないや……」

「よぉし、それなら神である私が助け舟を出してしんぜよう…!」

「お、おぉお! ユアゴッド!」

「おいおい新興宗教起こすな起こすな。んで華園も乗るな。ホログラマー届いたら共有アプリから資料ダウンロード、それで1発だろ」

「でも先生の話は載ってないですよね。私メモをとってるので見せられるんです」

「おー偉いな」

「オーマイゴッド」

「おい感涙するほどか華園」


こう、窮地に追いやられた時に助けてもらえるとどうも涙腺に熱いものが駆け出してくる。嬉しい限りだし、頼りになる。こう言うことをされた人が神を信じるのかな。なんかちょっと神として崇めたくなるのわかるな。


「じゃあホログラマーが届いたらお願いします…俺もうダメほんとに」

「うむ、まっかせなさぁい」


ぐっと張った胸を叩いて誇らしげな表情を浮かべる。


「ありがとう」


このクラス、本当にいい人ばかりだ。

初めは緊張もあったし、赤髪の女みたいな人もいるんじゃないかって身構えてたけどなんてことなかった。むしろ良い。めっちゃいい。全体数的に良い人が多い気がする。

多分赤髪みたいな人は珍しい部類なんだろう。

実際セレモニーの時の列の避けられ方はあいつだけ。もとより勘違いで、アイツみたいなのはかなり稀有なんだろうな。…だとしたら身構え過ぎなのかもしれないな、俺は。

友達作るのってどうすればいいかわからないからなんとも言えないけど、今こうやって普通に話すことが出来てるし。友達以前に仲良くなれないなんてことはなさそうで、交友関係の基盤は作っていけそうだし。

こんな良い人たちとならもっと仲良くなっていきたい。


俺は強くそう思った。

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