夜明けの水葬

罰印ペケ

附録

登場人物

雀色 透間(スズメイロ トーマ)

本作の主人公で高校3年生(一話時点)。幼い頃から一緒に過ごしてきたミキト、アヤ、ヒナツとは幼馴染であり無二の親友。思春期辺りから垢抜けていくアヤに異性としての魅力を感じてしまうが、今の関係を壊したくないと胸の内に秘めて抑えていた。高校3年の夏休み前の終業式の日にとあることがきっかけでアヤとミキトが性交を気づかれず目撃する。高校卒業したら自営業の実家を継ぐつもりだったが、先述の事もあり地元に残らず大学進学し上京することを決意する。


晨朝 陽夏(シンジョウ ヒナツ)

本作のヒロイン。普段は三つ編みのおさげをした女子高生。地主の一人娘であり、かなり大きな日本屋敷に住んでいる。所謂お嬢様なのだが、お淑やかとかではなく誰とでも仲良くなるような明るい性格。家には常に何人か見張りがいるが、子供の頃から通い続けてるトーマ、ミキト、アヤの3人は何事もなく家に入ることができるため、よく幼馴染4人組の溜まり場として使われる。部活動は弓道部に所属していたが高校3年の夏休みに引退。トーマの上京宣言を受けた日から様子が徐々に変わっていく。


吉林 幹人(ヨシバヤシ ミキト)

トーマ、ヒナツ、アヤの幼馴染であり、同じく高校3年生。トーマとは一番仲がいい。身長が高くて顔立ちもよく普段は大人っぽい言動をしているため女子からモテる。トーマといる時だけかなり子供っぽい遊びや悪戯をする。


明日原 綾(アスハラ アヤ)

トーマ、ヒナツ、ミキトの幼馴染であり同じく高校3年生。トーマの初恋の相手。肩まで伸びた癖っ毛が特徴。幼馴染4人の中で一番垢抜けておりお洒落好き。かなりの美人で大人びてるため、かえってヒナツの方がモテる。交友関係はそれほど広くないが幼馴染のことを何より大切に思っている。普段の大人びてるミキトも好きだが、トーマといる時の子供っぽいミキトの方が好きだったりする。


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