第5話 講義の時間に
「・・・・・え〜で••……あるからにして、、、」長い教授の講義。
講義の時間にノートをとりながら時間ある時は友人とメモ会話している俺。
ゴールドマリー・マーレット。
友人に今日の夕飯はどうするかメモにて聞かれる。決めてないならウチに来ないか?もちろん、楽しませてくれるよな?
含みのあるいやらしいメモに記憶の体を火照らせて、俺は返信を書く。
夕飯をご馳走になっている身だし。俺はそう言ったことは大好きだ。ここの学院で俺と寝てない男は少ない方だ。簡単にOKを出した。
その刹那、ーー爆煙が教室内に起こった。
「なんだ!」
「きゃー、ああああ!!」
教授は気にも留めない。
むしろやれやれと言う顔だ。
戦闘義務がある教授職員ではあるが、、、そういったことではないらしい。
煙幕が溶けて全員、、、教授と同じようにやれやれと疲れた顔をした。
俺の顔は引き攣った。煙幕を超えて見えた顔は、、、
アダマンチュラお嬢様だった。。
「皆さん!!ごきげんよう!!ちょっとだけご勘弁を!!お邪魔して申し訳ありませんわ!!」
わーパチパチパチパチと拍手することが義務化している彼女の執事たち。
そのあと、、、揃って俺の座っている席へ執事たちがまっすぐ駆けてくる。
俺は降参の意を添えて両手を挙げる。
束縛されるらしい。今度は何か知らないが。学園まで巻き込むとはな。
緊急事態か?雰囲気がそれではなくて俺を拘束した事実を公然としたいのかもしれん。
「大人しく着いてきなさい!!」と傲慢チキそうに宣う彼女はノートをまとめてくれて、、、メモをのぞいて、、、メモをビリビリに破いた。宛てた友人に向かってベーっと嫌味した。
ゾロゾロと連れて行かれる俺は友人たちとクラスメイトたちに少し頭を下げた。
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