創作を始める

小説のバックアップは絶対取れ

 創作論とは。

 でもまあ、ネット小説において大事なことなので言っておきます。ちなみにですが、別に初心者さんに限った話ではないですよ。



 今回のお話は、皆様がパソコンやスマホで書いているその作品、バックアップは取っていますか? というお話。

 取っていないなら今すぐ取っておきましょう。



◆どうしてバックアップが必要?


 ネットの世界は確かに便利です。使いこなせば文書(文章に限らない)も簡単に作れますし、データもそこまで場所を取らずに保存できますし。


 でもね、データを失うというのも結構簡単にできちゃうんですよ。


 例えばカクヨムなら、「何らかの理由でアカウントにログインできなくなる」とか。

 あとは、私は経験したことがありませんが、垢BANでアカウントが使えなくなるという可能性だって無くはないですよね。

 カクヨムのサ終(?)は……流石にすぐは無いとは思いますが、可能性はゼロではないでしょう。


 これらの場合はデータを「失う」ではなく「取り出せなくなる」と言う方が正しいですが、自分のデータを自分で使えなくなるという意味ではおおむね同じと言って良いかと思います。

 また、今回はカクヨムを例に出しましたが、カクヨム以外のサイトやアカウントであっても同じことが言えるでしょう。


 このように、現実と同様、ネットの世界だっていつどこで何があるか分かりません。不測の事態に備えておくのは大事です。



◆小説のバックアップを取るには?


 小説のバックアップの方法は色々あります。データをGoogleドライブに保存するとか、クラウドサービスを利用するとか。

 別サイトにも投稿する、というのも一つの手かもしれません。


 幸い、カクヨムには小説のバックアップ機能があります。

 方法は、ワークスペースからバックアップしたい小説(可能なのは自作のみ)を選択して、歯車マークの隣にある…から「小説をバックアップする」をクリックするだけ。

(スマホ版だと若干違うかもしれません。カクヨムのヘルプに画像付きの説明があるので分かりにくければそちらを見てください)


 別に難しくないので、やっておいて損はないと思います。損するとすれば、ストレージがデータで圧迫されることくらいではないでしょうか。



 もう一度言っておきますが、便利な電子データだって失う時は一瞬です。

 自分の世界を好きだと言ってくれる方々の為にも、作品のバックアップは取っておきましょうね。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る