(仮題)夢日記

 一時期夢日記をつけて、それを公開しようかなーと思った時があった。

 ただ、学校やバイトがある為に起きてすぐに書ける機会が少なく、書ける頃には大方忘れているので、結局やめることとなった。


 ただ、ある程度記述してはいるので、それについて少しばかり触れる。今になって見返してみると、夢で見た出来事について書いているというよりは、見た夢の分析をしているようであるが。


「前に同じ場所の夢を見たことがある」

 自分は一度ある夢を見ると、その後何回かはその夢と同じ場所の夢を見ることがある。

 連続で見ることもあれば、かなりの期間、それも別の場所の夢を挟んで見ることもあり、法則性は私にも不明。

 ただ、どこかで見たことのあるような景色だったり、馴染みのある景色だったりするので、心に強く残っているものが出てくるのかもしれない。

 レアケースではあるが、夢の中の出来事が同じ場合もある。ただ、最初から同じという訳では無く、どこかのタイミングで以前見た夢の展開をなぞるようになる。


「知っているけど知らない風景」

 例えば私は時々地元、特に自宅周辺が舞台となる夢を見る。

 しかし、歩いてみると建物が無かったり草が生い茂っていたりと、実際の景色とは違う点が幾つか存在している。

「ウチの地元こうなるんかな……?」という思いがこんな夢を見させたのかなと思ったが、地元の将来なんて全然憂いていないので、多分他に見た景色と混ざったのかなと考察する。


「夢で見たことが実際に起こった」

 ……と思い込んでいるだけかもしれない。

 夢で見た(と思い込んでいる)シチュエーションに遭遇したことがこれまで十回くらいある。

 覚えている限りでは小学3、4年生くらいの頃からあった。今でも時々見るが、「大地震が起きる!」ではなく「この公園で開かれるイベントに参加した」とか「この人とこの位置で話をした」とかそういう些細なレベルなので、思い込んでいる説が濃厚。でも私は正夢だと思っている。


「街中で路上ライブがいくつも行われている」

 これは私の好みが強く出ていると思われる。

 というのも、往来で人がギターなり何なり持って演奏しつつ歌うというシチュエーションが大好物だから。止まることは少ないが、演奏している人を見かけるとイヤホンの音を無くしてそちらに耳を傾ける。

 ちなみに今までで一番良かったのは(現実の話)、カナダ修学旅行で出会ったギター演奏のイケオジ。


「デパートの一階と上の方におもちゃ売り場がある」

 何を思ってこれを書いたのだろうか。

 取り上げないが、他にもこんな感じで具体性の無いことが書き殴られている。多分時間が無い中で書いたのだろう。

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