透明な花と海への応援コメント
そう言った、そう涙した、彼女はすでに。
もう次のドアを開けて、踏み出していたのでしょうね。
健太が見た横顔も。
春先の海。
日差しとは裏腹に、まだ寒く。
キラキラと、中に入って泳ぐわけもなく見ているだけの海の輝き。
その風景の存在がまさに青い時代の恋模様であるかのようで美しいシーンです。
ちゃんと後になって全て分かったと言った健太の吐露が良いですね。
作者からの返信
蜂蜜ひみつ様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
17歳っていう時間、まだ子供なんだけど、ある部分では大人よりも大人になろうとして、しっかりしてたり、悩んだり、そんな素敵な時間なんだと思います。
二人は何を見て、何を感じていたのか、穏やかな思い出は、ただそのままに記憶されているのです。
変わる事のない永遠の未熟、だから愛おしく思えます。
素敵な感想、ありがとうございます。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
第一話での主人公の気持ちが、より分かった気がします。
失う事と得る事が同時だった場合、幸福を感じるか?
そんな問いを投げかけながら涙する彼女は、今その状況にいるんだろうか。
私は読解力が無いのでちゃんとこの作品を理解出来ているかは分からないのですが、このあと第一話へ繋がっていくと考えれば、佳奈の涙の理由が分かる気がしました。
そして、主人公の想いも。
あう。泣きました。
作者からの返信
大入 圭様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
ご安心を! 私の立場で言うのも変ですが、しっかり読み解かれております。流石でございます。
未来への示唆を含んだ第2話です。あまり解説を書いちゃうとあれなので端折りますが、人生って選択の連続なんです。そこで失うモノも得るモノ。そんな十代の過度期を迎えた二人の、大切な思い出です。
ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
健太は佳奈に横恋慕していたわけではなく、こんなに距離感が近いこともあったんですね。
「今の気持ちは永遠じゃない、変わるかも知れない」だから恋に踏み込まないことが誠実だと勘違いしてしまう気持ち、分かる気がします。
情熱のままに走れる子供時代を終えると、思春期の頃には妙に無常を感じたりしますからね・・・。
生きていくことは選択の連続で、ひとつずつ可能性の扉を閉めていくことなので、つねに何かを失い、何かを得るんだと思います。
透明な花と海への応援コメント
えええ……美しい……えええ……美しすぎる!
前作「透明な花と終わりに」を読んでいればこそ、更に深まる物語性、人物達の人間性……ああ、過去にはこんな出来事があって、それが結婚式でのスピーチに繋がったんだなぁ……。
その「どうしょうもなく胸を焦がす」「どうしょうもなく恋をした」感情が、福山様ならではの文章表現で、健太君の心情が鮮烈に伝わってくる……。
どれほど時間が過ぎても、褪せることない青春の、五月の波音が聞こえてきそうです……!
しかしまさか、前作の繋がりがあり、それぞれの作品でこうも物語を見事に演出するとはっ……まさかKAC2024で福山様、何かすごいことをしようとしてらっしゃる……?(震え声)
(……はっ!? いえあの変なプレッシャーをかけようとしているわけではないので、どうかスルーして頂ければっ)
とにかく、またも胸に沁みましたっ……「面白かった」という風に言っていいのか……そう、感動……感動しましたっ!
感情表現が巧み過ぎてฅ(TωT*ฅ)いつも泣くゥ…
作者からの返信
初美陽一様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
うわぁあああああああ、お褒めの御言葉が嬉しいですぅううう、恐縮しつつ喜んでおります、有難いですぅうう!!! お優しいお気持ちに感激でございます!!!
そしてですね、KAC2024全部で何かは流石にですが、実はこの「透明な花」は3部作でございます。それぞれ独立してお楽しみ頂けますが(はっ! ちゃんと書けてるのだろうか……)、全部でひとつの物語でございます。
健太の想いに寄り添って頂き感謝です。この少しナイーブで心優しき青年の愛の物語です。なんとか書き終えました。お楽しみ頂ければ幸いでございます、なんてCMしちゃった、すいません(汗)。
ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
哀しいね。
佳奈は死んでしまったのと、ともとれて。
子どもっぽかったのではなく、それは誰にもわからなかったと思う。
思春期の心のありようが、うまいこと描かれています。(上から目線やないよ。素直にそう思う)
作者からの返信
オカン🐷様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
そうもとれてしまいますよね、なんだかすいません。こちらの物語、3部作の第2話となります。先程最後の物語を投稿致しましたので、紹介文の方に追加で書き込みをさせて頂きました。もちろん、独立してもお読み頂けるように書いたつもりです(汗)。
何かを得ると共に何かを失くす、そしてそれがとてもかけがえのないものに思える、でも時間は待ってくれず、少しづつ変わっていく。思春期は特にそれが大きくて、人それぞれの意味がある気がします。多くを読み取って頂き、すごく嬉しいです。ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
透明な花と海への応援コメント
福山典雅様、コメント失礼致します。
この懊悩も青春なのでしょう。
たくさん悩んで、たくさん考えて、たくさん行動に移していく。
それが若いってことかもしれませんね。
よい物語でした。
作者からの返信
カイ.智水様
お読み頂き、誠にありがとうございます。
まずは誤字報告頂き、助かります!! すごく有難いです、早速修正に行って参ります。……戻って参りました。改めて感謝でございます。
さて、お褒め頂き、勿体なくも有難いです。大人に向かう時、今まで緩めていた価値観や意味が収束されて、より自分を考えざる得ない時期があります。多くのものを吸収しながら、多くのものを取捨選択していく。そんな過程において、変わりゆく認識と失くしたくない想いが交わる、そんな瞬間の想い出です。
ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
他者とどう関わり、どんな大人になるべきか、自分の心の中でたくさん理論武装していたつもりの十代。
彼女の涙と寄りかかられた重みに、理屈抜きに感情が動いたことが伝わってきました。
これ、1に戻って読んだらもう一回泣いちゃうやつだ。
作者からの返信
竹部 月子様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
実はこれは1の続きなのです。わかりにくくてすいません(汗)。あの告白からフィードバックして大人の健太の語りによる、過去回想に移ったと思って頂ければ幸いです。
あの未来につながる二人の切ない思い出です。大人になるほんの少し前、あの海岸で二人はお互いのずれを目の当たりにしながら、それでも失いたくない大切な想いに届き得たのだと思います。
ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
失う事と得る事が何だったのか……それは二人の親友に関係するものを意味していたのでしょうか……。この時の思い出を彼女は披露宴の時に思い出して、彼女の表情だったのかな。切ない物語です。
作者からの返信
八万さんへ
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。
前回の続き、大人になった健太の語りで過去回想編になります。おそらく感じて頂けたままでご正解だと思います。永遠に17歳ではいられない二人の切ない思い出です。
KACのお題を拡大解釈して漠然過ぎる落とし込みしてしまったので、もはや誰にもわからない仕様です(笑)。
ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
前作の前の時代のお話なのかな?
何だか切なくて、人ってちゃんと言葉にしないと通じ会えないもので、でもわかって欲しい生き物で…。
切ないですね…(*>ω<*)ウルウル
作者からの返信
桔梗 浬様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。またもとっても素敵なレビューを頂いてしまい、現在五体投地で感謝の意を示しております。
さて、こちらの物語、若干作風が違えど前作の続きです。はい、戸惑われたかもしれませんが、あの告白シーンの後にフィードバックして語りと共に過去回想が入ったと思って頂ければ幸いです。未来につながる二人の十代の頃を表現してみました。
ありがとうございます、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
編集済
透明な花と海への応援コメント
これって【KAC20241】『透明な花と終わりに』の過去を描いているのかなぁと感じながら読んでいました。どこか繋がる伏線めいた予感が拭えないのです。
作者からの返信
刹那様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。そしてとても余韻の残るレビューもすごく嬉しいです。感謝でございます!
さて、仰る通り『透明な花と終わりに』と同一の物語です、というか続きです(笑)。わかりにくくてすいません……。
イメージと致しましては、あの告白のシーンの後にフィードバックして、この思い出の回想シーンに突入した思って頂ければ幸いです。
ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
すっごくいいです!!
作者からの返信
西しまこ様
早速お読み頂き、誠にありがとうございます。レビュー「すっごくいいです!!」( ;∀;)
作中の僕も佳奈も大人と言う何かを感じながら、彼らなりの答えを探しています。それは強制的に大人にさせられちゃう部分と、何かどうしても追いつけない部分。そんな矛盾をさぐりながらさらにそれまでの人間関係にさえ変化を余儀なくされます。二人は幼馴染だったけど、ここで改めて互いの「ズレ」を感じてしまう。でも僕は佳奈が好きだと強く想う。そんな想い出です。
お褒め頂きすごく嬉しいです! ありがとうございました。深く、深く、感謝でございます( ;∀;)
透明な花と海への応援コメント
先に続きの方を読んでしまい( ゚Д゚)はっ!となりこちらへ(しろめ
あちらはまだ途中で気が付き全てを読んでおりませんが、「あの時、佳奈がなんで泣いたのか、そして僕に何をして欲しかったのか、随分後になって僕はようやく理解出来た。」恐らくはそこに直結していないのかとも思いますが、つながりの深さを感じながら拝読させて頂きました。改めてそれからにGO((((oノ´3`)ノ
作者からの返信
左手でクレープ同志様
お忙しい中、お読み頂き誠にありがとうございました。
KACのお題をそっと入れるくらいで、自分の書きたいモノを書きました。三部作として、色々ご想像して頂ければ幸いな物語でございます。ありがとうございました、深く、深く、感謝でございます( ;∀;)