能力と妖力(3)

「父さんのこと、そりゃあ辛かったよ。母さんが俺を置いて出て行ったのも、相当辛かった。

 でもなにより一番辛かったのは、そんな彼らにも、おばあにも、一度たりとも自分の本音を告げられないことだったよ。なんか薄情だよね、俺」


 自虐的な笑みを浮かべる伊佐薙に、ユキと那肋は眉尻を下げることしかできずにいた。


「それは―――能力が原因でって事だよね」


「そう―――あの時も言ったけど、俺の能力は多重面相っていう―――なんというか、その場の関係性に順応する能力だったんだ。しかもほとんど常時発動状態みたいなもんだったから、いつだって俺の意識とか、意見なんてのはないようなものだった。

 一人ぼっちの時と、を除いてね」

 ユキの疑問に、伊佐薙は天井を見つめながら答えた。


「その―――能力? ってのは、今は発動してないんだよな。能力がなくなったということか」那肋は首をかしげる。


「いや、そんなことはないと思う。原因は分からないけど、今は発動の有無を自分で決めれるっぽいんだよね。今は発動してない状態で、きっと発動しようと思えばいつでも発動できると思う。

 すごいよ、こんなこと初めてだ」


 伊佐薙は両の手を広げて掌を眺めていた。今までは自分の許可なく自分の意識ごと操っていた呪いが、今では自分の手足となっている。

 それはまるで扱い切れていなかった武器が、ようやく自分の身体に馴染んできたような感覚だった。鬼に金棒、とはこのようなことを言うのだろうか。


「その原因―――かは分からないけど、今、伊佐薙の魂が相当おかしな状態になってるのは確かかな―――だよね?」ユキはそう言って那肋の方に目をやった。

「そうだな―――見たことがないという訳ではないが、希有なことは間違いなかろう」


 希有―――? 伊佐薙は那肋の言葉に顔をしかめていた。

 ぽかんとしている伊佐薙に対し、ユキは立ち上がって伊佐薙の前に立った。


「伊佐薙、一つ聞くけど―――伊佐薙の身体のどこかに、出っ張りみたいな箇所はない?」

「えっ―――それはいかがわしい意味でって事―――?」

「んな訳ないだろ。伊佐薙が男だってことは、僕もとうに分かってるよ。骨の作りとかが、他の人と違ったりしないかって聞いてるの」


 呆れるユキを前に、伊佐薙は首をかしげた。身体のどこかが出っ張っている―――? 鏡に映った自分の姿を思い返しながら、伊佐薙は心当たりを探した。


「あ、そういえば。俺みぞおちがおかしいんだよね」

「―――ちょっと、見てみてもいいかな」


 伊佐薙が頷くと、ユキは伊佐薙の服をたくし上げて上半身を露わにさせた。


 筋肉質な体つきの表面には、所々に怪我の痕や痣などが張り付いている。

 そしてその中心には不自然に骨が出っ張ったみぞおちがあった。


「これのこと?」ユキが冷たい手でみぞおちに触れる。

「そうそう。昔プールの授業の時とかに馬鹿にされてさ、その時初めてこの骨が皆には無いんだってことを知ったんだ。

 それで怖くなったから病院に行ったんだけど、専門の人もこれは悪いものじゃないって言うから、無理に取り除いたりしなかったんだよね―――これがなにか?」


 ユキは「なるほどね―――」とその骨を指先で撫でていたが、その冷たさと手触りは伊佐薙に強烈な身震いを誘い、彼は顔をすぼめてしばらく耐えていた。


 少しするとユキは「うん、ありがとう」と言って伊佐薙の服を戻し、再び座っていた椅子に腰掛けた。


「これで明らかになった。きっと僕の仮説は正しいよ」

「あのう―――さっきから話が読めないんだけど―――」


 伊佐薙が頭の上にクエスチョンマークを浮かべていると、ユキは表情を硬くして息を大きく吸って吐いた。


「伊佐薙。結論から言うと、君は鬼神の子孫なんだよ。年数からみても、相当年代は経ってると思うけどね。君はきっと隔世遺伝的なもので、その鬼神の特徴を引き継いだんだ」

「ち、ちょっと待って、ついていけないや」

「大丈夫、ゆっくり話すからね。少しずつ分かってくれればいいよ」


 ユキの声色は柔らかかったが、節々では本人もどこか驚きと動揺が隠せていないようだった。


「まずね、君は今、魂が半人半妖のようになっているんだ。といっても、妖の要素はほんの少しで、人間の魂に妖の魂がちょっと混ざっているって感じだけどね」

「なんか聞いたことあるな半人半妖って言葉―――」伊佐薙は昔のゲームを思い浮かべていた。


「大体は妖と人間の間にできた子、などがそれに該当するのだがな。それすらも中々無いこと故、私は希有だと言ったのだ」


 那肋は真顔のまま伊佐薙を見つめている。これがチワワの見た目でなかったのなら、その目力は相当な威圧感だっただろう。

 しかし今の那肋の目は黒目が九割を締めており、その目から伝わってくるのはただ一つ、溢れんばかりの愛らしさだった。

 

 伊佐薙はそのギャップにいつまでも慣れることができず、真剣そのものな那肋を見る度に少し笑ってしまいそうになっていた。


「そしてそれは、伊佐薙がこのお面を付けた瞬間に生まれたように見えた―――伊佐薙のにね。これだけ聞くとお面のせいに感じるかもだけど、このお面にそんな力は無いんだ。何度も言うけど、このお面は妖力も効果も弱い方だからね」

 ユキは片手でお面をくるくると回していた。


「は、はあ―――でもそれと鬼神とでなんの関係が?」

「伊佐薙、君このお面を被ってる間、鬼気を使っただろう。しかもそれを操りながら、赫の攻撃も身体で受けた」


 それは―――と言いかけた途端、伊佐薙は言葉を詰まらせた。


 あの鈴蘭とかいう鬼神が使った術―――俺はあれを跳ね返すために、がむしゃらで踏ん張ったつもりだった。それが、まさか自分もあれと同じことをしていたとは―――

 伊佐薙は未だに信じられずにいた。


「いくらこのお面が付けた者の潜在能力を引き出すとはいえね、流石に赫の攻撃を受けられるようにはならないし、鬼気を使えるようになんてなる訳がないんだよ。それにあの妖力、あれは間違いなく鬼神のものだった。そうだろう?」

 ユキは那肋の方に首を傾ける。


「ああ、私だって困惑したさ。隣から八大はちだいの鬼神の妖力を感じたんだからな。赫に一気に距離を詰められたのかと、冷や汗を搔いたものだ」


 伊佐薙は自分の下半身を覆っていた掛け布団を眺めていた。

 彼らは一体なにを言っているんだ―――とうとう伊佐薙は今日起こったこと全てが夢だったんじゃないかと思い始めていた。


 そんな伊佐薙を差し置いて、ユキと那肋は話を続けた。


「要するに、伊佐薙はこのお面を被っている間、あいつらと同じような鬼神になっていたってこと。ここまでは分かってくれたかな」

「まあ―――うん、一応納得しとく」伊佐薙はため息をつくように呟いた。


「ありがとう。それで、そんなことが可能な人間についてなんだけど―――それが、さっきいってた鬼神の子孫ってやつなんだ。

 ―――じゃあ問題。僕みたいな雪鬼ゆきおにもそうだけど、"鬼"って妖がなにをもって鬼たり得るかって知ってる?」


「えぇ―――? つのとか?」伊佐薙は宙を眺めた。

「うん、正解。角は鬼にとって妖力の源みたいなものだし、これを失えば僕らは人間並みの力しかない妖にまで成り下がっちゃうんだ。今みたいに角を隠している状態も例外じゃなくね」


「ってことは、"額の上に"角がなくちゃいけないんだ」

「その通り、理解が早いね。いくら鬼から生まれた妖であっても、角が額以外の所にあれば、それは"鬼とは言えない"んだよ」


 目の回りそうな超常的な話を前にして、伊佐薙は困惑の中でふと、新鮮な記憶を頭に思い描いていた。


 確かに―――思い返せば、一八が攻撃してきたのも額に角が生えてからだった。

 それにこれはなんとなくだけど、ユキが角を隠した途端、ユキが元々纏っていた化け物じみた雰囲気が若干薄れたような気がする。


 つまり、今目の前にいるユキはただ妖力量の多いだけの、一般妖といったところなのかな。

 だからおばあのような人間にも姿は見えるけれど、強さ自体はそこらの妖と変わらないくらいに下がっている、と。


 妖の世界も中々複雑だな―――そう思った伊佐薙は"妖はなんか変な姿をした化け物"くらいにしか思っていなかった昨日までの自分を思い出し、少し苦笑いを浮かべた。


「それでね、これは鬼の中では割と知られてる話なんだけど―――昔、鬼神の中に自ら自分らの角を、額から隠した一族がいたんだよ。誰が呼んだか"角隠しの一族"。彼らはある禁術を使って、額の角を身体のどこかに―――隠したとされている」

「え、それは今ユキがやってるやつとは何か違うの?」


 伊佐薙はユキの額を指さした。


「今僕が自分にかけてるのは"角と耳を術"っていったところかな。これはいわば擬態の術でさ、解いたらすぐに角も耳も出てくるんだ。

 でも彼らが自分たちにかけたのは"角の場所を移動する術"な訳で、術を解いたところで角が額に戻ってくるわけじゃないんだよね。それが大きな違いかな」


「なるほど―――? それで多分、その一族の末裔が俺ってことなんだよね?」伊佐薙は自分を指さした。

「その通り。それでね、角隠しの一族も一応鬼だった訳だから、額に角を出すことさえできれば本来の妖力や妖術を使うことができるんだよ。

 君はその末裔だから、彼らと同じような性質を持っている―――僕の仮説はこんなところかな」


「へぇ~―――でも、わざわざ角を失ってまで力を捨てようとするなんて、物好きな鬼神もいるもんだなあ」

 伊佐薙は角隠しの一族の目的が分からずに、胸の前で腕を組んでいた。

「はは、そうだね。でも彼らが自分から力を失った理由が、他でもない、彼らが鬼神の中でも特に強力な妖力があったことだったんだよ。なんだか皮肉なものだよね」


 そう言って笑っていたユキの目には、若干怒りのようなものが浮かんでいるようにみえた。


 しかしある程度思考がまとまった所で、伊佐薙は根本に立ち返って顔をしかめた。


「待って、結局俺の能力は今どうなってんの?」

「ああ、そうだった。元はそういう話だったね―――でも僕は能力に詳しくなくってさ、那肋分かる?」ユキは申し訳なさそうに那肋に目線を移した。


「いや―――私もあまり自信はないな。人間に宿っている異能だ、ということくらいしか分からん。

 ―――そうだ伊佐薙、お前は何か感じるところはないのか。今一度、自分の胸に手を当てて能力と向き合ってみろ」


 那肋はベッドの上を飛び跳ね、伊佐薙の目の前に立った状態で伊佐薙を見上げた。

 ユキのまっすぐな視線も感じた伊佐薙は、二人の前で目を閉じて自分の中にある能力を見つめた。


 暗い海―――いや、宇宙に漂っているような感覚に近いだろうか。音もなく、匂いもないその空間に、一つの光の球が浮かんでいる。その光はまぶしいはずなのに目を覆うほどではなく、陽光のように暖かく自分を照らしてくれていた。


 少し前までこの光の球を覆っていた苔のような物体も、今は玉から剥がれて玉の周囲をくるくると恒星のように回っている。

 あの苔が俺の能力、多重面相だ。光の玉にへばりつき、いつでも俺の心よりも先に、言葉や態度を外の世界に代弁してきた。俺からしてみたら呪いそのものだった。


 それが今は、お利口さんぶって光の周りを静かに回っている。自分が少しその汚い苔の塊に手を差し伸べようとすると、その塊は再び光の玉を覆い隠さんとして身体を広げた。


 やめろ!! 伊佐薙がその空間で叫ぶと、多重面相は薬をかけられた虫のように一瞬びくつき、すぐに身体を縮めた。


 やはり、自制が効いている。これはきっと、能力を自分の意思で解いたからなのだろう。根拠はなくとも、伊佐薙はその結論に不思議な確信を持っていた。


「ねえ、能力ってのは絶対に妖には宿らないんだよね」


 目を開けた伊佐薙の開口一番に、妖二匹は目を見合わせた後で、那肋が代表で口を開いた。


「そうだろうな。第一、妖が使う力は妖力だけだし、きっと能力は人間の魂に刻まれているようなものなのだろう」

「―――それならきっと、俺は鬼神になったことで強制的に能力を解除したんだと思う。それがトリガーとなって、能力そのものが発動権を俺に委ねた。そういう感じじゃないかな」


「へえ、能力ってそういうものなんだ。知らなかったや」

「あくまで予想だけどね」

 感心しているユキに対してそう言うと、伊佐薙はぐーっと伸びをした。


「はあ、色々分かったらなんだかすっきりした。

 でもさ、能力から解放されたのは素晴らしいこととして、俺の魂に妖が混ざっているって話だけど―――それって何かデメリットあるの?」


 伊佐薙が二匹を交互に見ながらそう尋ねると、ユキはうーんと唸って身体を傾けた。


「多分無い―――かな。未だに伊佐薙の魂は九割以上が人間な訳だし、人間が伊佐薙を見て何か違和感を覚えるなんてことはないと思う。

 流石に妖が伊佐薙を見たら『なんか変だなー』とは思うだろうけど、そんな襲いかかってくるって程のことじゃないんじゃないかな」


「うむ、その考えには私も同意だな。

 それに襲われていた件に関しても、あの鬼神らが伊佐薙のことを認知したわけだからな、これからは見た目だけで追われることはないとみていいだろう」

「マジか―――良かったぁ―――」


 伊佐薙はそれを聞いて心底ほっとしていた。


 これで俺は、正真正銘自由の身だ。能力も妖も、誰一人として俺を縛るものは無い。

 伊佐薙はその瞬間、今自分がいるこの世界がやけに広く感じていた。


「まあ唯一怖いことといえば、彼らが伊佐薙の存在をどのように捉えるかかな。考えなしに敵対って訳ではないだろうけど―――万が一はあるかも。でもその時は―――」


 ユキはそういうと伊佐薙に向かってお面を投げた。伊佐薙はそのお面を両手で掴もうとしたが、まだ若干痛む腕が上がりきらずにお面は伊佐薙のおでこに直撃し、転がるように伊佐薙の太ももに落ちた。


「躊躇無くこのお面を被りな。そのお面があれば伊佐薙は鬼神になれることが分かったんだ、これを自衛に使わない手はないよ。あの状態になれば、きっと大概の相手からは逃げられる。

 その後激痛で動けなくなることを加味して、外す場所は考えなきゃいけないだろうけどね」


 ユキはそういって笑っていた。那肋もお面を鼻で突っつき、『これはもうお前の力だ』と言わんばかりに伊佐薙の身体に押し当てている。


 そうか、これから俺はいつでもあの力が使えるのか―――そう思うと少し興奮する気持ちもありながら、なんだか身に余った力なような気もして若干の恐れも感じていた。


 伊佐薙がお面を握りしめていると、ユキが力の抜けた様子で伊佐薙に尋ねた。


「そういえば、伊佐薙は何かやりたいこととかあるの? せっかく能力からも妖からも解放されたわけだし、今ならなんだってできると思うけど」


 ユキは太ももの間に両手を置いて、前屈みになって伊佐薙を見ていた。那肋もその問いの答えが気になったのか、なにも言わずに伊佐薙のことをまん丸の目で見つめている。


 やりたいこと―――か。


 ある―――には、ある。命に代えても、果たしたかった夢。

 でもこれは、能力が無くなるまでは口にすることすら叶わなかった―――とっくの昔に錆びた夢だ。


 それでも。


 普通に高校に通って、普通に人と関わって、普通に社会に出る。このどれもが叶わないような環境で押しつぶされた夢を、もう一度目指してもいいのなら―――目指したい。

 約束を、果たしたい―――


 伊佐薙はお面を膝の上に置いて、絞り出すように言った。


「実は俺―――能力を―――無くしたいんだ。この世界に溢れている能力を、全部全部、無くしたい。

 今まで振り回されてたから余計にそう思うのかもしれないけど―――この力は、きっと人間には余りある力なんじゃないかと思うんだ。だから皆、こんなものに苦しめられる。


 俺は能力から解放された今だからこそ、一人でも多くの人を、能力という名の呪いから救いたい。そんでもって、三力から生まれる三力奇譚からも、救いたい。

 それがちっちゃいときからの、俺の夢だから」


 目を揺らしながらそう語る姿は、伊佐薙にとって能力という存在がどれだけの重みをもっているのかを、ユキと那肋に改めて思い知らせることとなった。

 二匹は目の前の人間が真剣に語る夢物語に対して、その圧から軽率に否定できなくなっていた。


 少し間を置いて、ユキが未だに目に力を込めていた伊佐薙に向けて口を開いた。


「―――いいね、能力者だった君だからこそ、分かってやれるところはあるだろうし。応援してるよ。

 でもその夢ね、残念ながら僕たちに協力はできそうにないや。如何せん僕らは人間のことを十分に知らないし、能力に関しても無知に近いからね」


 残念そうに語るユキを見て伊佐薙は少し肩を落としたが、すぐに"直接的な"という言葉が頭に響いて伊佐薙は目を輝かせて顔を上げた。


 この話には、まだ続きがある。伊佐薙の胸には期待が膨らんでいた。


 その期待を中途半端に拾い上げるように、ユキは残念そうな表情のまま声のトーンを落とした。

 圧を含んだ真剣な声色に、伊佐薙は少し気圧された。


「でももしかしたら、その道を示すことくらいならできるかもしれない。その筋の人間と少し交流があった時期があってね―――だけど」


 ユキはまっすぐ伊佐薙を見つめ、更に語気を強めた。

 これは警告だ。伊佐薙は直感でそう理解した。


「僕が提案するこの道は、茨の道だよ。一度進めば、もう戻れない。この道は文字通り、生き地獄かもしれない。それでも、この話の続きを聞くかい」


 伊佐薙は初めて、目の前の鬼神が心の底から怖いと感じた。それもそのはず、ユキはこの瞬間初めて伊佐薙に対して本気で威圧していたからだった。


 角が無くてもこの威圧感。伊佐薙は改めて目の前にいる二匹が桁違いの"妖怪"であることを再認識した。

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