社会人1年目

ようやく職場に着いたアルトは、ドキドキしながら入職式に出ました。まずは病院の説明、自己紹介、名札の写真撮影、部署に案内され挨拶をしました。

そして、仕事は主に裏方の仕事でした。療養病棟で働くことになり、病院独特の匂いが苦手で4ヶ月で退職してしまいました。

そこから障がい福祉サービスの就労移行に通ってまた、次の病院に内定が決まったと思ったら、カタトニアが再燃、うつも併発したため、2ヶ月待ってもらいました。1月25日から勤務スタートしました。精神科閉鎖病棟での勤務になり、とろみのお茶作り、環境整備、清拭のタオルを水に濡らし、かたく絞る、セッティング。口腔ケアのセッティングして配布、また、とろみのお茶を作るという仕事でした。

3月の前半から希死念慮が来て仕事中も死にたくなって、でも作業はしていました。

原因は患者様からの暴言がきっかけです。

3週間程休職し、その間は就労移行に通っていました。

そして、仕事の都合上クリニックを変えなければいけなかったので、紹介状を書いてもらい、別のクリニックに変えました。

初診日、アルトは軽躁になっていたのでしょう。それが4日程続いたため双極症Ⅱ型に診断が変わりました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る