題名が野坂昭如の「蛍の墓」を想起させます。大人の童話、そんな気がします。きっとお姉さん家族を襲った交通事故は、相手側の過失なんでしょう。不条理の中から、ささやかな幸せを見つける。飴玉やさんの飴玉は特別なものだったのでしょう。形や味をもっと知りたかった。