物語改変は許しません ― 転生悪女は花より紅なり ―

入鹿 なつ

❖ 登場人物・用語 ❖

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❖ 登場人物

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――― 本作の主役 ―――


チョン・書杏シューシン

チョン三娘子さんじょうし

小説『霜葉紅そうようこう』の悪役令嬢で、本作の主人公。

『霜葉紅』の読者・桃蕊ももしべ明日実あすみであった前世の記憶に目覚めたことで、悪役としての破滅を回避するべく奮闘する。

チョン家の第三子。生母はバイ氏。



リン・墨燕モーイェン

皇城司こうじょうしの武官。

『霜葉紅』の作者・鴇遠ときとおリンであった前世の記憶に目覚めていて、チョン書杏シューシンによる物語改変を阻止しようとする。

シャオユーチョン章桑チャンサンとは同じ私塾で学んだ友人。





――― 『霜葉紅そうようこう』の主役 ―――


チョン・紅杏ホンシン

チョン四娘子しじょうし

『霜葉紅』のメインヒロインで、チョン書杏シューシンの腹違いの妹。

生母の死をきっかけに幼くして難しい立場へ追いやられたが、母の遺産である霜葉茶坊そうようさぼうを営むことで自立の道を切り開いている。

チョン家の第四子。生母はチウ氏。



シャオ・ユー

浩国公こうこくこう世子せいし

『霜葉紅』のメインヒーローで、リン墨燕モーイェンチョン章桑チャンサンの学友。

学友の妹であるチョン紅杏ホンシンの身の上に同情して気にかけている内に、恋心を抱くようになった。

公爵家の跡とり息子。母は先帝の姪。





――― チョン家の人々 ―――


チョン・章桑チャンサン

チョン二公子にこうし翰林院編修かんりんいんへんしゅう

チョン家の第二子であり唯一の嫡男。リン墨燕モーイェンシャオユーとは学友。

生母はウー氏。



チョン・妙杏ミャオシン

チョン五娘子ごじょうし

チョン家の末っ子で、チョン章桑チャンサンと同腹の嫡女。

生母はウー氏。



チョン・ユエン

チョン家の家主。朝廷の官僚。



ウー

チョン夫人。チョンユエンの正妻。

チョン章桑チャンサンチョン妙杏ミャオシンの生母。



バイ

チョンユエン側妻そばめ。元妓女。

チョン書杏シューシンチョン章蒿チャンハオの生母。



チウ

チョンユエンの側妻。商家の娘。

チョン紅杏ホンシンの生母。故人。



離離リーリー

チョン書杏シューシンの侍女。



チョン・章蒿チャンハオ

チョン大公子だいこうし

嫡母と生母のいさかいを嫌って家を飛び出した、チョン家の長男。

チョン書杏シューシンの同腹の兄。生母はバイ氏。





―――その他の人々 ―――


スン女将

霜葉茶坊そうようさぼうの女将。

チョン家での後ろ盾を失ったチョン紅杏ホンシンを育てたのは実質この人。



欧陽オウヤン・イー

チョン書杏シューシンの縁談相手。書生。



ファン・ファン

皇城司こうじょうしの武官。リン墨燕モーイェンの同僚。



リー勾當官こうとうかん

皇城司に四名いる長官の一人。宦官。





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❖ 用語

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霜葉紅そうようこう

小説『霜葉紅―さやけき恋は花よりくれないなり―』のこと。作者は鴇遠ときとおリン。

チョン紅杏ホンシンシャオユーの困難な恋愛を描いた中華風長編ラブロマンス。

女性を中心に人気を博すも、作者病死により未完。



鵬臨ほうりんこく

小説『霜葉紅』および本作の舞台となる国。首都は展封てんほう



霜葉茶坊そうようさぼう

チョン紅杏ホンシンが生母から継いだ喫茶店。



雪柳閣せつりゅうかく

チョン宅の離れ。チョン書杏シューシンバイ氏の居所。



鶯栖閣おうせいかく

チョン宅の離れ。チョン紅杏ホンシンの居所。



東廂房とうしょうぼう

チョン宅の離れ。嫡男・チョン章桑チャンサンの居所。

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