「おまえの余命は九十日となっている」
女子高校生の光野歌恋の前に現れた容姿端麗な死神族の少年、四神至。
彼は歌恋にそう告げた。さらに運命の赤い糸で結ばれた死神の花嫁だとも。
なんともロマンチックな宣告だが、この死神、じつは恋愛経験は乏しいらしい。
赤い糸で結ばれた運命の女性との距離の詰め方が、とっても不器用。でも大胆。
嫉妬深いうえに、その愛はメチャ重い。
そして死神の「仕事」を通じてお互いの気持ちを確かめ合い、愛を深めていく至と歌恋。
死神と運命の出会いを果たし「死神の花嫁」となった少女が、様々な人たちの死を見つめながら成長していく物語。