第1章 第2節 メルヘンな世界
立ってから辺りを見渡すと、周りには色んなものが見えた。森や海、更には城のようなものまで見える。しかし、どれも見た事がなく、某テーマパークのようなメルヘンな雰囲気を漂わせていた。
「..すごい、こんな場所、見たことがない..
やっぱり、俺の妄想なのか..?」
周りの光景に目を奪われ、感極まっていた俺は、
後ろにいた"それ"に気づかなかった。
「..ッ!?」
背中に強い衝撃を感じ、俺は転倒した。
とっさに身体を前にやると、某ゲームなどでよく見る、"液状で異形のそれ"がいた。
..でも、そんなに可愛いものでは無かった。
それはそうだ。某ゲームでも、可愛い見た目ではあるが、平気でキャラクターを倒しにくるモンスターであるのは変わりないのだから。
そして、俺は今丸腰。抗うすべはなかった。
「えっ!?..うわぁぁぁ!!」
冷静な判断を欠いた俺は、その場から逃げ出した。
無情にも、ここには隠れる場所などどこにもない。
故に、いずれ限界がくるだろう。
..であれば、逃げていても仕方がない..
※ここから先は分岐ルートになりますので、
「次のエピソードを読む」ではなく、小説タイトルに戻り、章の選択をお願い致します。
なお、1度選んだらルートを完走するまでルートの変更はしないことをおすすめします。
今回の分岐ルートは、A 立ち向かう
B そのまま逃走する
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