生意気?男の娘の高校生活
独炎ルーシーズン
第1話
いきなりだが僕はとても困っている。何故かって?
それはお金が無いからである!!
諸君の言いたい事はよく分かるそれは、働けということだ。だが、考えて見てほしい僕は学生の身分だ。
バイトがあるだろと今度は言われているだろうが、それは無理だなぜなら、今は冬だから寒いのだ。
という訳で、僕は働かないと言うより働けない。
そんな事を考え、適当な自論を展開し働かない自分を正当化に成功して満足していた所に邪魔が入った。それがこいつだ
「何よ気持ち悪い笑みを浮かべていたと思ったら人の顔見てあからさまに表情が急変して失礼だと思わないの?どうせまた変な事でも考えていたんでしょ?」
「変な事とは失礼な僕の完璧な自論を貶すのか!それに合わせ、僕の顔を気落ち悪いだって?僕はそこら辺の女子より可愛いんだからな!」
「ぐっ……それはそうだけど…」(中身がこれじゃあね)
「あっ、すんなり認めるなんて珍しい…でも、何か言いたげだね?どうせ性格にいちゃもんをつけてるんでしょ?でもよく見て?真っ白でサラサラな髪に童顔、華奢な身体にきめ細かいもっちりした白い肌」
「本っ当に!貴方の容姿はチートね腹立つくらいにほっぺだってこんなにも、もちもちなんだから」
「わっ…えふぇふぇ〜やうぇてよぉ」
…びっくりするじゃない急に顔を近付けるのは反則よ!自分の容姿の良さを自覚してるなら、無防備な事も自覚しなさいよ!
「ふぅ…やっと離してくれた僕の頬が落ちたらどぉすんの?」
「そんな簡単に落ちないわよってなんで急に黙って…」
「いやよく見たら七海可愛いなぁ〜って僕の次だけどね?」
「よく見たらは余計よ、当たり前でしょ?私なんだから」
「えへっ、ごめんね?でもシュッとしてて僕より背が高いし力だって強いし…」
名前で呼ばれたし褒められちゃった!ん?…でもシュッとしてるって貧乳って事じゃない?!しかも力が強いとか女子に言うこと!?
「ん?なんで褒めたのに不機嫌ナンデスカ?」
「悪かったわね!シュッとしてて!」
バン!と大きな音をたてぷりぷりしながら教室から出ていってしまった。
あちゃ〜これはやってしまったみたいだ…これは少しめんどくさい事になったな
「あ〜あ追いかけなくてもいいのか?
「あぁ今僕が行ってももっと拗れるだけだからね」
「今行った方がいいと思うけどな俺は」
「何?君も僕に楯突こうって訳?」
「そうじゃないけど…アドバイスだよ」
こいつ急に怖くなる時あるからな。今は七海と喧嘩したからカリカリしてんだな…両思いなのにめんどくさい2人。こっそり撤退しよ
「今、逃げようとしてるでしょ?」
「いやぁ〜?そんな事ないぜ?気の所為じゃないか?」
「君、嘘ついてる時右上を見るんだ。そんなにわかりやすいのに僕に隠し事を出来ると思ってんの?」
「嘘だ!そんな事は…はっ!」
やられた…嵌められたんだ!凄くニヤニヤしてる…!
そんな顔でも可愛いのはずるいだろ!
「嘘をつかれて僕は悲しいよ...落とし前をつけてもらわないとね?君には何をして貰おうか
「うっ…」
こいつまた俺を恥ずかしい目に合わせようとしている時だ!!そんな目をしている!けど基本的にやばいやつだからここで逃げると何されるか分かったもんじゃない!!!
「いやぁ〜丁度良かったなぁ僕だけじゃ出来ない事があったんだぁ〜?誰か手伝ってくれる人居ないかなぁ??」
「はい俺がやりますやらせてください」
「ありがと〜助かるわぁじゃあ放課後僕の家に来てね?絶対に逃げんなよ?」
「ハイ」
怖ぇ!!
ー放課後ー
「さぁ行こっ!」
「へいへい」
「何よ男にばっかり構って」
「ほら何してんの?七海も行くよ?」
「えっ?」
「ぼさっとしてないで早く早く」
「分かったわよ…あんたは本当にずるいわね…」
「ん?何か言った?」
「なんでもないわ」
「俺居る?これ」
「何言ってるの今日は君を改造するんだよ」
「えっそれマジで!?ほんとに言ってる?」
「そうそうで、協力してくれるんだよね?(圧)」
「…はい」
「気の毒ね」
「助けてくれないのか?」
「助ける訳ないじゃないこっちに飛び火するでしょ?」
「だよなぁ〜…見ろよあの表情何考えてるか分かったもんじゃない」
「ろくな事は考えてないわ」
「2人でこそこそ僕を除け者にして楽しい?」
「貴方が妄想に耽ってたんじゃない」
「えへへ〜」
「そんなこと言ってたら家、ついたぞ改造とか言ってたが何するんだ?」
「え聞きたい?聞きたいかぁ〜」
「私に言われてないけどムカつくわ殴っていいかしら」
「えーなんでよぶーぶー暴力はんたーい!」
「じゃあ僕の部屋で待ってて〜クローゼットとか漁っちゃダメだよ?」
「結局何をするんだろうな邌は」
「さぁねあいつの考える事はあいつしか分からないわよ」
「やぁやぁやぁ待たせたね〜」
「早かったじゃない」
「じゃあ虹?こっち座って?」
「はいはい」
「じゃあ七海、虹君を抑えてて」
「分かったわ」
「え?え?」
「じゃあ化粧して着替えようか」
「何するんだ!この!」
「わっ!大人しくしなさいよ!」
「よし七海そのまま抑えとけ」
「やめろよ女装は嫌だ!」
「最初はみんなそう言うんだよ大丈夫!虹君可愛いから絶対ハマる」
「うわぁ〜〜!!」
ー30分後ー
「え?これが俺?」
黒髪のロングのウィッグを被り、化粧をして黒いパーカーにスカートというのが今日の衣装だったのがそれだけだと虹が暴れたので、妥協策でスキニージーンズを下に履いている虹が姿見に見えていた。
「でしょ〜やっぱり虹君は素質あると思ってたんだよ!」
「結構可愛いじゃない」
「ありがと…でも押さえつけたことは忘れないからな!」
「ネチネチうるさいわねそんな事ばっかりだったらモテないわよ」
「余計なお世話だ!」
「んふ〜気に入った?」
「…たまになら…やってもいいけど…」
「あんなに抵抗してたのに〜?でも良かったぁこれで仲間が増えたから今度一緒に女装して買い物行こっか!」
「私も連れていきなさいよ」
「じゃあ七海は男装して行こう?」
「なんで私が…分かったわよ…」
虹は女装七海は男装で買い物に行くことになり結果邌の一人勝ちのような状態になったのである
生意気?男の娘の高校生活 独炎ルーシーズン @dokkarennto_2525
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