男は恋愛の第一関門を突破できない
緑のキツネ
男は恋愛の第一関門を突破できない
女の子は――プリンセス 男の子は――王子様
『シンデレラ』では、ガラスの靴を落としたシンデレラを王子様が探しにきてくれる。
プリンセスは待っているだけで、王子様が迎えにきてくれる。このようなロマンティックな出会いを誰もが望んでいる。
SNSから始まる恋、同窓会から始まる恋、バイトから始まる恋、様々な方法で出会うことが出来、ロマンティックな出会いも存在する。
例えば、恋愛漫画や恋愛ドラマには、ロマンティックな出会いや恋で溢れている。
そして、恋愛漫画や恋愛ドラマに支配された人達の出会いのハードルは上がっていく。
『シンデレラ』のような待っている女を男が迎えにいくような構図は、現代の恋愛を投影している。
合コンでも男から女に声をかけないと何も始まらない。女は待っているだけで男が寄ってくる。
必死になって話しかける男を、女は気軽に選び、切り捨てる事も出来る。そうやって良い男を見つけていく。
これは、誰もが行なっている普通の事だと私は思う。第一印象で人は変わる。結局、顔が全てなのかもしれない。
そういう面でも、男の恋愛の第一関門は、遥かに高いものである。
マッチングアプリも男と女で値段の違いがある。女の人は無料で出来るのに、男の人は課金しなければならない。
その理由も分かる気がする。もし、無料でマッチングアプリが出来る場合、男が性欲を剥き出しにして、女の人に襲いかかるかもしれない。
性被害が増える可能性もある。仕方ないとは分かっているし、どうする事も出来ないとも思っている。
でも、この理不尽な男と女の違いが――嫌いだ。
男か女かは自分で選ぶ事はできない。神様が選び、その人生を生きなければならない。
自分の人生を進んでいるのにも関わらず、女の人と出会うという恋愛の第一関門ですら突破できない男達は沢山いる。
恋愛が出来る男ばかりをメディアは取り上げ、この社会は成り立っているように紹介するが、人と話すのが苦手な人や女の人と話すと緊張する人も沢山いる。
自分に自信を持てない僕達は、どうすれば良いのだろうか。自分の事を好きになってくれる人なんてこの世界に居るのか。
※これは、1人の男の恋愛に対する偏見です。別に皆さんの考えや意見を否定するわけではありません。ただの独り言だと思って聞いてください。
男は恋愛の第一関門を突破できない 緑のキツネ @midori-myfriend
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます