第5話
春視点
私達はとりあえず、優君の家でこれから住まわせてもらう・・・ことになったけど・・・どうしよう、思わずあの時はお願いしちゃったけどお金が返せない。
優の姉「流石にただでいいとは、言えないなぁ。4人だし」
むしろ、私達からしたら一日でも泊めてくださっただけでもありがたい。
「・・・そうですよね」
「まぁ、それこで・・・条件があるんだけど」
秋「条件ですか?」
「そう、条件と言っても、お願いだけど。優の面倒を見てやってほしいんだ」
春「えぇ、でも、あの私達は」
優の姉「知ってるよ。学校で友達がいないんだってねぇ。でも話からすると今日からこの家で見た目や匂いは変わるし、だいぶ変化はあると思うんだ」
否定はしない。私はともかく、夏と秋と冬は可愛いし、
「・・・だから、それがお願い。それ約束してくれるなら、4人はこれからもここで暮らしていいし、私がお金を出す」
「・・・本当ですか!!」
「いいぞ。こう見えて、私は配信者をしててなぁ優に編集を頼みながらかなり稼いでるんだよ」
衝撃的だった・・・そして動画を見せて貰うと、本当にかなりの再生数を出している。
「ダメかな?」
夏と秋と冬の顔を見る。答えは決まっている。と言うよりそれしかない。元から自殺しか希望がない生き方をしていたくらいだ。
「お願いします」✖︎3
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます