第2話
姉視点
私は過去に戻って来た。
やっと、やっと義弟に会えた。
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車がやって来て、私は思わないタイミングで死を覚悟することになる。だけど背中から衝撃があった。
「・・・嘘でしょ!!・・・何やってるの、優!!優!!」
優は私を庇って弾かれた
ずっと、ダメダメだった義弟、でもずっと私の言うことや頼みは聞いてくれる本当は優しいことをよく知ってる優・・・
「こんなことなら・・・こんなことなら、しっかりと伝えれば良かった」
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「春には秘密だったんたけどね」
「・・・何が??」
「優はずっと春が大学に行きたいって言ってたからバイトで稼いだお金を入れてくれたんだよ」
「・・・っ、嘘」
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「義母さんー久しぶりに弁当を食べたいな」
「・・・実はあれいつも優が作ってたんだよ」
「えっ??」
「優が俺が作ってた、知るとお姉ちゃん食べてくれないかもって」
「・・・そんな」
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