第2話

心の奥底


もう何もかもどうでも良い。


俺はゴミのような存在・・・生きる価値がない。


心なんて必要ない。


________


「お姉ちゃん、お姉ちゃん」


「どうしたんでちゅか?」


「ぼく、アイスクリーム食べたい」


「えー、もうさっき食べたのに仕方ないね」


「やったー!!」


「ただ一緒に食べましょう」


「うん!!分かった」


________


心の奥底


なんだろう・・・甘い感じがする。


どうしてだろう・・・俺に心なんてもうないようなものなのに、アイスの味がする気がする。

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