第2話

春視点


優君には申し訳ないけど、これは本当は罰ゲームじゃない。


・・・クラスのみんなにもそう言う演出に手伝って貰っただけ。



私は前に優君に何度か助けて貰ってからずっと優君が好きだった。


でも気持ちも伝えられなくて、クラスメイトからいつの間にか応援されるムードになっていた。



そして、友達が優君に聞いてくれた。


「ねぇ、優。アンタの好みってなに?」


優君は驚いていた。普段話しをしない人に急に好みを聞かれるんだから・・・


「・・・ん・・・義妹・・・かな」


「はぁ??」


「えっ?」


私も最初聞いた時には流石にと思ったけど・・・義妹なら慣れることに気付いた。

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