罰ゲームで俺を虐めてた子が妹になった(作戦だとは知らない)・・・そして、姉と娘も出来る
激 辛
第1話
後ろから大声で罰ゲーム!!と聞こえてくる。
「・・・」
こっちは一人でゲームをして
「お、お・・・お兄ちゃん、な、なんの・・・ゲームをしてるの?」
めちゃくちゃ恥ずかしそうにしてクラスメイトが俺に言っていたらしい。
「・・・え、え、」
なるほど、どうやら罰ゲームは俺なんかにお兄ちゃんと言う罰ゲームか・・・
こう言う虐め本当嫌い。
もう先に言うか
「あのさっき罰ゲームって聞こえてたし、そうやって俺を煽ろうとするの辞めてくれない?」
「・・・っ!!煽ってるわけじゃないよ」
いや、煽ってるだろう!!明らかに煽ってるだろう。
つかショックだな。春さんはこう言うことはしないと思っていた。関係ない人や、俺みたいなインキャにも優しいタイプかと、
まぁいいや。とりあえずのってあげよう。
「・・・はぁー・・・昔のゲームだよ。」
「へ、へぇ、どれどれ、見せて、お、お、お兄ちゃん」
恥ずかしいなら、言ってくるなよ。つか今頃ニヤニヤしてるんだろうな。
「・・・!!」
ニヤニヤしていたから、睨んだ。
「お兄ちゃん、そんな怖い顔しないで、私にもゲーム教えてよ」
はぁー、流石にいくらこんなにうざいとはいえ、近距離にいる女の子に強く言えない。
「ここをね」
______
「おはよう、お兄ちゃん!!」
「・・・おはよう」
まだ続いてたのかよ
_______
「お兄ちゃん、ノートを見せてよ」
「・・・」
いつまでするの??それ
_____
「お兄ちゃん、一緒にご飯を食べよう」
「・・・」
一緒にご飯とか一回分の友達との楽しい食事を無駄にしてもやることか??友達いない俺が思うのはアレだけど
______
それからも、罰ゲームは続いてる。
「お兄ちゃん、今日はなんのゲームするの?」
「あの、春さん、罰ゲームいつまでするの??」
「えぇ、あ、その嫌だった??お兄ちゃん呼び」
「嫌とかじゃなくて、・・・うん、嫌。明らかに煽ってるし、やめて欲しい」
「・・・っ」
そして、春さんは泣いて教室を出た。
えぇー、俺が何か悪いこと言ったか??
その日は、春さんと話すことなくなった。
________
そして、次の日
「お兄ちゃん!!おはよう!!」
続くんかい!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます