siteru

@wtasi

第1話

小売業者のわーくすぺーす、いちじに曲がる千兆のイチジク、あてなのあとりえ

電車に揺られ。温かいマフラーと厚い服に埋もれながらぼーっとしていると頭の中に変な言葉が浮かんでくる。僕は今、今も不思議な電車に乗っている。

うるうの日、深夜3時瑠理駅にて現れる。

ひとりで四年間、うるうから次のうるうまで人と交わらない。見られてもだめだ。

そうすると、瑠理駅に行ける。大体30分ぐらいか、たどり着いても実感はわかない。道もただなんとなく歩いているだけ。確か、道は霧がかかっていた気がする、そう夢みたいに朧気なんだ。

僕は乗った。いや乗っている?多分乗ってる。

とりあえず整理しなきゃ

僕は、、、男で16歳、それ以外はとくになにもなく一人でぼーっとしてた気がするな、

どこから始まったかわからないうるうのおとぎ話、あの物語の最後ってなんだったっけ?

でもこれだけは覚えている。

この電車に終わりはない。

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