薺の花

 暗い夜道を走り続ける。

 息も絶え絶えで肺も苦しいけれど走り続ける。

 止まって仕舞えば私はまたあの牢獄に戻ることになってしまう。

 それだけは嫌だ、もう二度と外の世界を見れなくなってしまうなんて絶対に嫌だ。

 だから私は走る、逃げ続けるために走る。

 そうしなければ私に明日は訪れないのだから……




 しばらく走り続けた、もう息も限界で肺が痛い、けど元いた場所からだいぶ遠くまで来れた。

 ここまで逃げればしばらくは大丈夫……だと思う。

 張り詰めていた気が緩んだせいか不意に路上に倒れ込む、思い返せばめちゃくちゃに逃げ回っていたせいかだいぶ疲れてしまった。

 もう、手も足も限界だ、このままじゃダメだ、いずれあいつらがやって来る。

 そうなって仕舞えば今の私じゃ逃げられない。

 けれど、もう手も足も動かなくなっていた、酷く悔しくて涙が出る。

 私はこんなところで終わってしまうのが悔しくて悔しくてただ泣き続けていた。

 あの人が手を差し伸べてくれるまでは……


「あー、嬢ちゃんどうしたんだい道の真ん中で寝てちゃ危ないぜ?」


 声をかけられた、高い女性の声だ、私は声の主の方に顔を向けた。


「あ? どうしたんだい、顔ぐしゃぐしゃじゃないか! なんかあったのか嬢ちゃん!」


 声の主はひどく心配したようで私に歩み寄る。


「怪我は……してないな、良かった、どっか痛いとことかないか?」


 優しい声色で私に語りかけて来る。


「……ないです」


「そうか、良かった」


「あの……」


「ん? なんだい?」


「助けてください……」


 考えるより先に声が出た、声帯が揺らいで出したかすれた声に彼女は曇りのない瞳で答えた。


「おう! よくわからんが任せとけ!」


 私は彼女の自宅に連れて行かれた、周りの建物を見るに高級住宅街というやつなんだろうか、大きな家が多かった。


「とりあえず、ソファにでも座っててよ。あ、飲み物いる?」


「い……いえ、大丈夫……です」


「そう」


 彼女はキッチンから適当な飲み物を取り出した後、ソファの対面に座った。


「自己紹介がまだだったわね、アタシは松崎紫苑まつざきしおん。で、勢いでウチまで連れてきちゃったけど、えっと何に困ってるのかな? えーと、何ちゃん?」


 彼女……シオンは私にそう聞いてきた、けれど私の話なんて信じてもらえるのだろうか……


「……私はある施設から逃げてきました。そこでは毎日注射や体を切られたりしました。私はそれが嫌で逃げてきました」


 シオンはその話を聞くとしばらく難しい顔をして黙り込みました。

 きっとそんな突飛な話を信じられないのだと思います。

 だから、シオンは今この面倒ごとわたしをどう処理するのか考えているのでしょう。

 しばらく経ってシオンは話始めました


「なるほど、つまりお嬢ちゃんはそこから逃げてきて今追われているってところかな? なら話は早いや、アタシのとこで身を隠しておきな、そのあとの事は……まぁ、なんとかしてみせるよ」


 驚いた、シオンは私の話を信じてくれたのです。

 普通なら取り合ってくれなさそうな話なのにです。


「信じてくれるんですか?」


「あぁ、信じるとも! お嬢ちゃんの目は嘘をついてない真っ直ぐな目だからね」


 そんなことでシオンは私のことを信じてくれました。

 私の方が今の状況を信じられないくらいです。


「で、あのさ、そろそろお名前教えてもらってもいいかな? ずっとお嬢ちゃん、じゃなんかあれだろう?」


 名前……私にそのようなものはありません。

 強いて言えば……


「実験体一号……施設ではそう呼ばれていました」


「……」


 シオンは再び黙り込んでしまいました。

 けれど仕方ないのです、私にとって名前と言えるようなものはこれしかないのです。


「んー、さすがに困ったなぁ、何かこう呼ばれたいみたいなものはない?」


 呼ばれたいもの……一つだけあります。

 昔擦り切れた図鑑で読んだあの花の名前が。


「ナズナ……ナズナと呼んでください」


「わかった、よろしくね! ナズナ!」


「さて、とりあえずお風呂入ろっか、随分と汚れているようだし」


 そう言いながらシオンはそそくさと服を脱ぎ始めました。


「ほら、ナズナも、着てた服は洗っとくから」


 一瞬で脱がされてしまいました。

 シオンは私の体を凝視して少し悲しそうな顔をしました。

 けれどすぐに普通の優しい顔で話して来るのです。


「とりあえず、髪洗ったげるからそこ座って、目は瞑っときなさいよ」


 暖かい流水とほのかな洗剤の香りがする。

 思えばお風呂というものに入るのはこれが初めてかもしれません。


「よし、もう目開けてもいいわよ」


 そう言われ恐る恐る目を開けると、目の前の姿見には見違えるほど綺麗になった私がいました。


「いやーびっくりよねぇ、ナズナは可愛いと思ってたけど綺麗にしたらより可愛いのだもん」


 そんなことをシオンがいいます。

 実際私もビックリしました、私の髪の毛がこんなにも綺麗な白色だったことも、肌もここまで脂っぽくないことも初めての経験です。


「じゃあ、アタシも髪とか洗っちゃうからナズナは先に湯船に入っちゃってて」


 シオンが湯船を指差します、中はお湯でいっぱいでしたがこの中に入ればいいんでしょうか? 

 恐る恐る足をつけてみます。

 ビックリです。最初は熱かったのにだんだんとそれが気持ち良くなって行く感じたことのない感覚が全身を襲いました。

 気がついたら私は湯船に体をしづめ、この快楽から逃げられなくなっていたのです。


「あー……」


 そんな腑抜けた声が出てしまうほどに私は湯船の虜になっていました。


「ふふ、だいぶ気に入ったみたいで安心した。じゃ、私も失礼してっと」


 そんな湯船にシオンが入ってきました。

 湯船はそこまで広くないのでシオンは私の後ろ側から私を抱きかかえるような体制で湯船に浸かりました。


「あー、なんだか妹ができたみたいだなー」


 不意にシオンが呟きます。


「妹……ですか?」


「そ、妹、ナズナはちょうど小学生くらいの大きさだから結構歳は離れてるかもだけど」


「妹……」


「あ、ごめん、嫌だった?」


「いえ、その、なんて言うか胸のあたりがあったかくなるようで……その、嫌ではないです」


「ふへへ、かわいーなーナズナは」


 そうです。

 シオンといると何故だか胸の奥があったかくなります。

 もっと一緒にいたいと強く願いたくなってしまうほどに熱くなってしまうのです。

 この感情がなんなのか今の私にはわからないけれど、きっと大切なものには違いありません。




 お風呂から出たあとシオンは丹念に髪を手入れしてくれました。


「ナズナは髪が長いからちゃんとお手入れしないとね」


 そういいながらシオンは丁寧に私の髪を乾かします。

 それはとても心地良くて今まで感じたことのない安心感がありました。

 すごく落ち着いてあったかい気持ちになります。

 髪を乾かし終わったあと、シオンは私をベッドまで案内してくれました。

 あの場所のとは違ってとてもふかふかしてあったかいことに私はまたビックリしました。


「じゃあ、ナズナはここで寝てて、私はリビングのソファで寝るから」


「それは……嫌です、わがままかもしれないのですが、シオンと一緒に寝たいです」


 そう、これは私のわがままなのです。

 私はもう一人ぼっちでいるのが嫌なのです。

 そして何より、シオンと一緒にいるときのあったかい気持ちをもっと味わっていたいのです。

 シオンは少し困った顔をしましたが、しょうがないなぁと言って一緒に寝てくれることになりました。


「ナズナは一人で寝るのが怖いの?」


 シオンが聞いてきます。


「怖いです……一人ぼっちでいるのは怖いです、誰もいないのは怖いです」


「そう」


 シオンは優しい声で続けます。


「なら、アタシが一緒にいてあげる。ナズナが寂しくならないように」


 そんなことをシオンは当然のこととばかりに言うのです。

 とても嬉しい気持ちになりましたが、それはきっとこの見た目だからに違いありません。

 きっと本当の私をみたらシオンは私を拒絶するでしょう。

 そんなことにはなって欲しくありません。

 だから……だから、もし、こんな私でも願って良いのなら、ずっとこのままでありますように。

 そう願いながら私は眠りにつきました。




 鳥の鳴き声で目が覚めました、寝ぼけ眼で周りを見渡しますが、シオンがいません。

 先に起きて、何かしているのでしょうか? 

 とにかくリビングの方へと向かいます。

 リビングに入ると強い鉄錆の匂いと拳銃を持った一人の黒服の男が立っていました。

 男の足元にはシオンが倒れて赤い水たまりを作っていました。

 馬鹿な私でもすぐに理解できました。

 今シオンは死んでいるのです。

 そしてシオンを殺したのは間違いなく黒服の男でしょう。

 男は私に気づいたのかこちらを振り向きます。


「全く手間かけさせやがって、まぁ、後はテメェを連れ帰るだけだがな」


 そう言って男はこちらに近づいてきます。

 この男はどうやらあいつらに頼まれて私を捕まえにきたようです。

 ……じゃあ、私のせいでシオンは死んでしまったのですか? 

 私なんかを助けたせいでなんの関係もないシオンは殺されたのですか?

 ……嫌です、シオンが死んでしまうなんてあいつらに捕まるより嫌です! 

 シオンは見ず知らずの私なんかを助けてくれた神様なんです! 

 そんな優しい人が死んでしまうなんて許せない。

 ……けれど今の私ではどうしようもありません。

 事実、シオンを助けるより前に私は男に捕まってしまうのだから。

 何もかもがダメで、泣き出しそうになったそのときでした。


「その子に……触るんじゃねぇ!」


 男の頭が大きな音とともに床に叩きつけられます。

 叩きつけたのは他でもない、シオンです。


「っっつう……はぁ……はぁ……あー、しんど」


 そのままシオンも床に倒れます、お腹から真っ赤な血を垂れ流して。


「シオン!」


 たまらずシオンに駆け寄ります。

 シオンはもう息も絶え絶えで顔も真っ青です。


「あー、ナズナ? ……ごめんね、昨日の約束守れなさそうだ……」


 かすれた声でシオンはそんなことを言います。

 私への恨みでもまだ死にたくないと主張するわけでもなく、ただ昨日の約束が守れなかったことを悔しそうに言うのです。

 ……そんな事は許しません。

 シオンは私にとって神様なのです。

 私を救ってくれた神様、その神様が死にかけているのなら今度は私が救う番です。

 私にはそれができるのだから……


「……シオン、今助けますからね」


 ——体を溶かす、形が曖昧になっていく、私は私本来の忌むべき姿へと変貌する。

 ドロドロの流体、不定の化物へと形を変え、その一部をシオンの傷口に流し込む。

 流し込まれた私の体はその形状を、性質を変貌させる。

 元のシオンの体の一部と全く同じ体組織に。

 傷口は完全に塞がり、シオンは助かるはずだ。

 それが私、完全なる万能細胞生命、ショゴスと呼ばれる化物の唯一誇れる点なのだから……


「……」


 傷口が塞がった後しばしの間、シオンは無言でした。

 無理もありません、私の本来の姿を見たのです。

 きっとシオンは軽蔑し悍しく思っているはずです。

 それとも、これは使えるとでも思っているのでしょうか? 

 どちらにしろ、もう私はここにいられません。

 また私は一人ぼっちになるのです。

 不意にシオンが口を開く。


「ありがとう」


 そう、私を見て言うのです。

 曇りのない真っ直ぐな瞳で。


「……」


 言葉が出ません、私はてっきりシオンから不気味がられると……いいえ、普通なら不気味がるか悲鳴の一つでもあげるはずです。

 なのに……なのに『ありがとう』……意味がわかりません。


「ナズナ……」


 シオンが言葉を紡ぐ前に咄嗟に言葉が出ました。


「シオンは……シオンはわかっているんですか! 私は今、見た通り人じゃないんです! 化物なんです! それに、私のせいでシオンは死にかけたんですよ! 全部……全部私なんかのせいで……」


「ナズナ!」


 シオンは私の言葉を遮ります。


「ナズナ、アタシは確かに死にかけたよ、でもね、あんたはそれを助けてくれただろう? その事実は変わりっこない! あんたは私なんか見捨てて逃げられたはずだ、それもせずにアタシを助けてくれた。あんたはアタシの命の恩人なんだよ! アタシはその恩人が人かそうじゃないかで区別なんかしない!」


 ——曇りのない真っ直ぐな瞳でシオンはそう言ってのけました。

 シオンは……この人は私が化け物で、その上で命の恩人だと、だから『ありがとう』とあぁ……

 気がついたら、涙が溢れていました。

 今まで、私はこんな真っ直ぐな人にはあったことがありませんでした。

 本当の私を受け入れてくれる人なんていませんでした。

 けれど、シオンは本当の私すら受け入れてくれたのです。

 そんなことが嬉しくて嬉しくてたまらないのです。


「ナズナは泣き虫だなぁ、ほら、涙拭いて、笑ってた方がいいことあるわよ?」


「……はい!」




「さて、こいつどうするかねぇ」


 シオンは気を失った男をガムテープで縛り上げながら呟きます。


「どうする、とは?」


「いや、こいつあんたを捕まえるために来たんだろ? じゃあできるだけ情報を吐かせた方がいいかなって」


「?」


「ナズナにはわかんないよな、ごめんごめん」


 そう言うとシオンは電話をかけ始めました。


「あぁ、谷屋? 今暇? ちょっとうちまで迎えきてくんね? え? あ、うん、面倒ごと。そう嫌がんなって、じゃ、すぐ来てねぇ」


 どうやらタニヤという人に電話をかけていたようです。


「じゃ、ナズナも着替えて、ちょっと出かけるから。昨日の服は洗い終わってるけど……こっちの方がいいか」


 そう言ってシオンはちょうど私くらいのサイズの服を出してきました。


「これは?」


「ん? あぁ、昔私が来てた服、思い出に残してたのだけどまさか使う日が来るとはね」


 笑いながらシオンは答えます。

 しばらくして玄関のチャイムが鳴って一人の太った男の人が入ってきました。


「お嬢、今度はどんな……ってなんすかこれ!」


「あ、谷屋、やっと着いたのかちょっと遅くない?」


「遅くないって……そんなことよりこの血溜まりはなんなんすか!」


「あー、それ私の血、死にかけただけだよ」


「はぁ?! ちょっとお嬢! 大丈夫なんですか!」


「ん、ナズナが直してくれた」


「はぁ? てかその子誰です?」


 太った男の人……タニヤは私を見つめます。


「拾った」


「はぁ?! ……もう俺訳がわかんないっすよ……」


「わかんなくていいよ、そこの男乗せてウチまで連れてって」


「はぁ……」


 タニヤは心底めんどくさそうな顔をしていました。


「さぁ、ナズナ行こう、私の家へ」


 シオンに手をひかれ私はタニヤの運転する車に乗りました。




 しばらくの運転の後、着いた場所は異様な雰囲気を醸し出していました。

 外には黒服の屈強な男の人が立っていて、その家はまるで要塞のような堅牢さを感じさせました。


「じゃ、谷屋、そいつの知ってること全部吐かしておいて、事後処理は任せるわ。アタシは親父のところに行ってくるから」


「わかりましたよぉ、やればいいんでしょ、人使いが荒いんすからぁ……」


 そう言ってタニヤはガムテープでぐるぐる巻きになった男の人を連れてどこかに行ってしまいました。


「ナズナはこっちね、さぁ、手を握って。ここは迷いやすいから」


 シオンに手をひかれ着いていきます。

 シオンの言った通り、この家の中はまるで迷路のように複雑で、もし私一人だったら間違いなく迷子になるに違いありません。

 しばらく歩いて、大きな扉の前につきました。


「相変わらず趣味が悪い」


 シオンがそんなことを呟いた気がしました。

 扉の先には顔に大きな傷がある男の人が奥の椅子に深々と座っていました。


「久しぶり、親父」


「紫苑か、どうした急に帰ってくるなんて? ん? その娘は誰だ?」


 男の人はどうやらシオンのお父さんのようです。

 シオンのお父さんは私を見つめます。

 その目はシオンと同じく真っ直ぐですが、どこか怖くなるような目でした。


「親父、ナズナが怖がってる。あんた顔が怖いんだよ」


「むぅ……すまんな、嬢ちゃんも悪かったな」


 怖い人のようですが、どうやらそうでもないのかもしれません。

 その後、シオンは今まであったことを話し始めました。




「なるほどな、で、お前は俺にどうして欲しいんだ?」


 威圧に満ちた声でシオンのお父さんは言います。


「ナズナをウチで保護する。戸籍くらいあんたならいくらでもでっち上げられるだろう?」


「まぁ、できなくはないが……そこまでする義理はあるのか?」


「命を助けられた、なら約束を守る義理はあるだろう?」


「……そうか」


 シオンのお父さんは私に視線を向けるとこう問いかけました。


「君はどうなんだ? 紫苑と一緒にいたいのかい?」


 その声はどこか優しげなけれど怖い声でした。

 けれど、私の答えは決まっています。


「……私はシオンに助けられました。それに、シオンは本当の私さえ受け入れてくれました。だから……だから私はシオンと一緒にいたいです!」


「……そうか、わかった、どうにかしてみよう」


 その声はどこか満足げで優しかった。




 しばらく経って、シオンの元にタニヤがやってきました。


「お嬢、とりあえず全部吐かせましたよ」


「ありがとう、で、なんだって?」


「その娘を連れ帰ったら報酬で百万やるって言われて仕事受けたただのゴロツキでした、銃はその時貰ったらしいっす」


「相手が誰とかはわからなかったの?」


「それが全然、覚えてないと言うだけで……」


「そう……」


 シオンは難しそうな顔をして考え込みます。


「はぁー、やめやめ、考えてもわからんわ」


 そう言うとシオンはいつもの顔に戻って私を見つめます。


「今はナズナとこれからどうするか考える事にするわ。ナズナはこれからどうしたい?」


 シオンは問いかけます。

 これからどうしたいか……今まで考えたこともありませんでした。

 こんな日が訪れるとも思っていなかったので、けど……そうですね……


「私はシオンと一緒に入れればそれで良いのです」


「んもう! そうじゃなくて! なんかあれがやりたいとかないの? ナズナはまだ子供なんだからもうちょっとわがまま言ってもいいのよ?」


「でしたら……」




 花畑、と言うものが見てみたいです。ナズナの花畑を大切なあなたと一緒に……

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