竜とお転婆姫

@kotamomo

小国イグニース

イグニースは東に海が広がり残りの三方を高い山々に囲まれた小さな国。


そしてその山々の中でも一際高いカリエンテ山には昔から竜が住んでいると言われている。近隣諸国ではほとんど信じられていないが、このイグニースでは全ての国民が信じている。なぜなら街から見えるその山々の間を時々悠々と飛ぶ竜の姿が目撃されているのだった。


そう。イグニースは小国ながら海と山と竜に守られた平和な国だった。





この国の人々は働き者で明るく気の良い人が多く見られる。

そしてその国を治めるのはまだ30台半ばの若きデフェール王である。彼はこの小国の

人々の気質をそのままにとても気の良いおおらかな王であった。ただし、彼は胃痛持ちである。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

竜とお転婆姫 @kotamomo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ