最高潮

@marude1123

最高潮

 今、オレは自分の人生の最高潮がそこまで来ているのを感じている!……三分間!オレにはやらなければならない事があった、最高潮が完全にオレのトコにやって来るまでに人生を振り返らなければ!!

 幼い頃のオレ、味方は誰もいなかった!親がいなかったんだ、オレはゴミ箱の中から出てきたと聞かされた、きっと誰かが丸めて棄てたティッシュが突然変異して生まれたのが、オレなんだ。

 世の中はオレの命だけは助けてくれたが暖かく包んではくれたりはしなかった!

 だからといって、関係のない人たちを傷つけていいワケはなかった、だからこうなった!

 でも、反省はしないよ!反省したらオレ、天国に行っちゃうだろ?傷つけた人たちに悪い! もう泣いて、叫んで、大も小も漏らした。 目隠しされた所で最高潮が見えてきた! もう目の前! 後は落ちるだけ

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

最高潮 @marude1123

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る